多数の「激励のお言葉」及びEメール有難うございます。たとえ「拝見しました」の一言でも嬉しいものです。
また、当初の予想をはるかに上回る訪問者数に 、驚きと喜びで一杯であります。
多くの方に訪問して頂いているうちに、健常者、障碍者が何を考え何を望んでいるのか、またはこの社会や自治体にどうして欲しいのか、その他独り言等この「伝言Q&A」のページにて言ってもらいたいと思いこのページを作成することに致しました。皆さん奮って「疑問」「不平不満」「独り言」等メールをください。
なお、皆さんからのメールはできる限り随時掲載していこうと思っております。日付けの前後があるかもしれませんがご了承ください。
これからもマイペースで少しずつページを充実させて行きたいと思いますので宜しくお願い致します。
<敬称は略させていただきます>
sennin (31.Dec.2005)
なんだかんだと言いながら今年も過ぎて行こうとしています。今年を振り返ってみますと、旅に出掛ける時間の余裕がなく、また観光地を紹介する時間をとる心の余裕もなありませんでした。ですから、ホームページの「旅情報」を更新することもなく一年が過ぎてしまいました。旅行に出掛ける余裕がなかったのは大変残念でありますが、自分自身としては比較的有意義な一年であったと感じております。すべてが満足のいく結果を得られたわけでもないですが、他の人よりも計画・実行においてペースが遅いのでしかたありません。少しづつでも前向きに進んで行けば目標に近づいて行けると信じるのみであります。悩んだり悔やんだりするよりも、これから先のことを考えねばなりません。と自分に言い聞かせております。
更新が少ない年ではありましたが、サイトにアクセスしていただいたり有意義なメールを下さった方々に心より感謝致しております。
それでは、皆様良いお年をお迎えください。
sennin (17.Nov.2005)
私がHPを開設してもうかれこれ8年以上9年近くにもなるでしょうか、当初車いすの操作を皆さんに知っていただきたいと思い開設したわけですが、バリアフリーの旅情報そして住環境整備のコーナーを設けてきました。パソコン関係では、無線ランやDVDのコピー、動画の編集などで遊んではいるのですが、なかなかそれをパソコン・コーナー「夢旅和の部屋」で紹介することができず今日にいたっております。いくつもの目的を平行してやっていくのではなく、まずは一つ一つこなしていきたいという性格なので、HPのほうまで手がまわらずなかなか充実したHPにさせることは難しいようです。更新が遅いとご不満の方もおられるかと思いますが、どうか気長に接していただきたいと思っております。「継続は力なり」でマイペースでコツコツやって行こうと思っております。
最近は、ほんとに中身やリンクの充実したサイトがありますね。ページのデザインもお洒落になってきております。下記のHPもその一つなのですが、ちょっと知りたいことがある時などにアクセスしたいと思っております。
相互リンクページの「福祉・ボランティア・車椅子関連」にBankBeng(チャレンジドのアクティブライフ応援サイト) を追加しました。
sennin (8.Nov.2005)
11月11日(金)「ホンダベルノ岡山南営業所」が新しくリニューアルオープンします。玄関は車いすで入り易く、白を基調とした清潔感とともにお洒落な雰囲気の待合室になっておりました。また、多目的トイレのなかは広く、車いすで利用できますし、ベビーシートもありました。販売店がバリアフリーに考慮してくれるのは大変嬉しい限りです。
現在HPのメンテナンス中のようです。http://www.h4r-okayama.co.jp/verno/からアクセスしてみてください。岡山県岡山市古新田1341 電話/086-282-4111
sennin (28.Oct.2005)
今年9月9日オープンした「赤壁邸」に行ってきました。奥津湖畔沿いにできた古民家を再生したレストランであります。岡山県北の鏡野町に用事があったのですが、途中偶然看板を見つけたので湖畔沿いに車を走らせてみました。こういう行き当たりばったりの散策もたまにしたい気分だったのです。赤壁邸の玄関はスロープ状ではありますが、石と石の間に隙間がありますので車いすでは介助者がいたほうがいいでしょう。古民家を再生したわけですから、すべてがバリアフリーとは行かないわけですが、玄関のスロープ状のほかには困ることはありませんでした。鍋(和食)のバイキングとイタリアンのバイキングそして軽食コーナーとお土産コーナーがありましたが、魚の種類が豊富な鍋のバイキングをお薦めしたい。イタリアンは次回の楽しみとして(^。^) 土産コーナーにあった「ごぼうのせんべい」は素朴な風味とやめられない美味しさ(^。^)
テレビ放送のお知らせ。西日本放送「とことん土曜〜び!!」10/29(土)13:55〜。 瀬戸内海放送 11/12(土)16:55〜。「赤壁邸」のホームページhttp://www.akakabetei.com/
sennin (22.Oct.2005)
大変多忙な日々を過ごしておりましたら、今年もあと二ヶ月余りになっていたんですね。ゆっくりと旅に出掛ける時間も心に余裕もなく、HPの更新もできていない状態が続いております。日々病気をしないで過ごせるだけ幸せと思わなければいけませんが、加齢とともに記憶力が低下していくのはほんとに困りもんです。加齢というほど歳を重ねているわけでもないんですが、何かとこじつけて愚痴も多くなる今日この頃です。
本日、相互リンクページの「福祉・ボランティア・車椅子関連」に難病障害見本市「難病障害と連れづれ生きる象」と観光いちご園「サンシャインヴィレッジ」を追加しました。
sennin (7.Jul.2005)
医療安全Cという季刊誌に、「医療安全から考える「もの」の改善・開発」の特集があり、そのなかの「療養環境の物品ートイレ」は大変興味深い内容でした。病棟トイレ内での転倒・転落の発生状況と問題点について述べられているのですが、、もっとも共感し考えさせられたのが便座の高さについてであります。公共施設の身障者用トイレは、脊髄損傷者の車いす利用者にあわせて便座の高さが45pになっているところが多くあり、その流れにあわせて病院や他の施設でも高さ45pの便座を見ることが多くあります。市販されている一般の便座の高さは40p前後なので、前述の便座の高さとの差は数cmとなりますが、このわずか数cmの誤差が使用時の体感及び安全性(安定性など)に大きく影響を与え問題となっているようです。
橋本美芽先生(首都大学東京健康福祉学部 准教授)は、高齢者が便座の高さ45pのトイレを使用する時に、便座穴の中心にお尻を位置させると姿勢は安定するが、便座が高いことによって足が浮いてしまい踏ん張れないため、足が床につくように前よりに座ってしまい、その時の不安定な座位姿勢により転倒の危険性が十分ありうると指摘しています。(医療安全Cより転載)
以前、高齢の方を乗せて車で外出した時に、和式便器は立ち上がることができないので、「道の駅」の車いす用トイレを利用したいと道順を指定されたことがあります。2020年には4人に1以上が高齢者と予想される高齢社会においては、病院だけでなくその他の施設についても高齢者にも対応した便器と便座の設置を考える時が来ているのではないかと考えております。
住宅改修では、当事者の座位が安定し立ち上がり易い高さになるように便器と便座を選択すれば良いわけですが、不特定多数の人が使用するトイレについては便座の高さやサイズを決めるときに、個人の住宅改修のようにサイズを決めることは難しいかもしれません。しかしながら、できるだけそれぞれの身体能力に対応できるような高さの便器と便座を選択するように設置者に考えていただきたいと願っております。
「Sennin住環境と旅情報」で掲載しております身障者用トイレですが、下肢麻痺・半身麻痺など個々人の身体能力が違いますから、トイレ内での便器の配置や手すりなど、写真を見て個々人が利用できるかどうかを判断してもらおうという趣旨で掲載しております。ところが、今まで便座の高さについては自分が車いす利用者ということもありそれほど気にしておりませんでした。これから外出した時には、便座の高さにも目を向けたいと思っております。
「療養環境の物品ートイレ」では、その他に「手すり」・「入り口と便器の位置」・「ナースコール」などについての問題点とチェックポイントを挙げております。
「医療安全C」2005年6月刊行 (医療安全、2(2)、24-26、2005)・ 制作・発行/エルゼビア・ジャパン株式会社