新見千屋温泉「いぶきの里」

NIIMI CHIYA
ONSEN
IBUKINOSATO

外観                       玄関スロープ                 1階身障者用トイレ                 

 概要と感想 

  岡山県の中部に位置する高梁市から国道180号線を北上して行くと、今の時期新緑が素晴らしいのであります。いつもは車内を閉め切っているのですが、右下写真のように山間を走り抜けて行く道からこんなに色とりどりの緑を見せつけられると、窓を開けてここの空気も吸ってみたくなるものです。このような眺望に出会ってしまって、つい目的としていた場所のことはまた次回にしようなんて思ってしまいました。まあ、senninの旅は気の向くままというのが多いですから、途中で予定変更もありなのです。
 さて、「中国自動車道」を超えてさらに180号線を北上して行くと、「新見千屋温泉」という健康ランドに似た施設がありましたので、ここで昼食をとるために立ち寄りました。左上写真のように建物が大きく駐車場も広い立派なこの施設が、周りに民家も少なく山に囲まれた場所にあるものですから、ここだけタイムスリップしているような不思議な気持ちにもなってきます。しかしながら、広い駐車場に空きを見つけるのが難しいほどに車があるので、皆を引きつける何かがあるのだろうと入る前に期待したものです。
 ここは土足厳禁らしく、玄関口で靴をロッカーに入れてその鍵をフロントに預けるというシステムになっています。フロントで会計のためのシートを渡され帰る時に清算するようになっています。温泉への入浴目的が多いかとは思いますが、他にレストランで食事をしたりゲームなどもできるようです。勿論土産物売り場もあります。「松坂牛」「神戸牛」というのは全国的に有名ですが、ここの「千屋牛」というのも負けてはいません。味わい深いものがありました。
 今回は入浴しなっかったのですが、車椅子用の特別浴室も個別にあるというので見学してきました。男湯ののれんをくぐって入るとすぐ右手側(男女各一室あり、女湯は左手側)に、車椅子対応の特別浴室(家族風呂)があります。部屋のなかはは広く、車椅子用のトイレ、脱衣場、浴室があります。今まで見てきた公共や民間のホテルなどの浴室と比べて、こんなに車椅子に対応された浴室はなかったように感じます。
 次回、訪問した時には入浴したいと強く感じました。車椅子で温泉へ容易に入浴なんてできないと諦めていた方への朗報であろうと思っています。
 また、ここは宿泊施設もありますが、2階へは階段のみとなっています。フロントで問い合わせてみましたら、1階にも2部屋宿泊できる部屋があるということです。但し、一段高くなった畳の部屋に乗り移れるならばということです。
 右上写真のように一階に身障者用トイレがありました。
 最後に、近くにオートキャンプ場があるようです。自然のなかで楽しみがいっぱいのところのようです。

 新見千屋温泉株式会社

住 所 : 岡山県新見市千屋花見1336−5 

電 話 : 0867-77-2020 

FAX : 0867-77-52-2015  

年中無休

交 通 : 車では中国自動車道「新見IC」を下りて国道180号線で米子方面へ約35分。途中看板あり。 

身障者用トイレ: 1階にあり。 

駐車場 : スペースは広い。

180号線沿いの景色(鯉のぼりと山間の緑)                            

平成14年 4月下旬現在

千屋温泉「特別浴室」 

 

中国編

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