やかげ郷土美術館

YAKAGE
FOLK MUSEUM

 

A、概観 B、入口スロープ

 

 概要と感想

 矢掛は旧山陽道の宿場町で、旧矢掛本陣の石井家住宅、旧矢掛脇本陣の高草家住宅がある。本陣と脇本陣の両方が現存しているのは全国の宿場町でも珍しいということだ。どちらも国指定の重要文化財である。このように歴史を大切に保存しながら町並みを形成しているのだが、繁華街の歩道は意外にもバリアフリーになっていることに驚いた。車いすで走行しやすい。また、すれ違う小学生達が「こんにちは」と挨拶してくるから、こちらも挨拶を返してしまう。大きい街になると、何を販売しているか店構えでだいたいの見当がついてしまうのだが、遠くからでは何の店だろうかというワクワク感を抱きながら近づいて行く。穏やかな雰囲気に包まれながら散策できる町なんですよね。

 さて、左上写真Aは、「やかげ郷土美術館」の概観でありますが、町並みと調和するように町屋風の木造の建物となっています。右上写真Bはスロープである。館内の常設展示室で、蛭田二郎(ひるたじろう)氏の彫刻と郷土出身の佐藤一章(洋画家)氏の絵画を鑑賞しました。田中塊堂(書家)氏、佐藤一章(洋画家)氏をはじめ郷土出身作家の作品を主に展示し、文化芸術活動の拠点として、地域に愛される美術館をめざしているということだ。
 左下写真Cは敷地内道路脇にある水槽の鯉ですが、しばし戯れておりました。右下写真Dは、館内1階にある障験者(障害経験者)用トイレであります。

 矢掛町のHPの右上にある「大名行列」をクリックすると矢掛の宿場まつり「大名行列」が表示される。毎年11月第二日曜日に大名行列が再現されるようだ。また次回を楽しみに矢掛をあとにしたしだいです。

 やかげ郷土美術館

住 所 : 岡山県小田郡矢掛町矢掛3118−1番地

電 話 : (0866)82-2110

FAX  : (0866)82-2164

開館時間: 9時〜17時(入館は16時30分まで) 

休館日 : 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始、展示替え期間 

入館料 : 常設展 一般 200円、中・高校生 100円、小学生 50円(特別展についてはその都度設定) 

交 通 : 井原鉄道「矢掛駅」下車、徒歩約10分、車では国道486号線沿いにある矢掛本陣、商工会館を目指してください。  

障験者用トイレ : 館内1階にあり。 

C、鯉 D、障験者用トイレ

平成17年10月下旬 現在 

 

中国編

<TYUGOKU>