ホテル龍名館東京

HOTEL RYUMEIKAN TOKYO

 

A、外観 B、玄関 C、ホテルEL入口 D、旅館呉服橋龍名館

 概要と感想

 JR東京駅から車いすで行ける距離で、車いす利用者が宿泊できるホテルはないかと探していました。小生の場合、部屋のバスルームの入口に段差がほぼないユニバーサルルーム(バリアフリールーム)を予約するのですが、一般的に知名度が高く有名なホテルであろうとも、浴槽に入るためには介助を必要としますので、できるだけ宿泊料金リーズナブルなホテルを探すようにしています。

 左上写真Aで、中央の茶色で上に看板がある15階建の建物が「ホテル龍名館東京」であります。中央上写真Bは、JR東京駅八重洲側の外堀通り歩道沿いにある「ホテル龍名館東京」の玄関であります。このホテルは15階にフロントがありますので、中央上写真Cのホテル専用のエレベーターを利用することになります。2機のエレベーターがありますが、右側のエレベーター操作盤が低い位置にありますので、車いす利用者に対応していると思います。

 右上写真Dは、エレベーターとともにエントランスにある創業時の表看板で、「旅館呉服橋龍名館」と銘記されていました。平成21年6月に新たに「ホテル龍名館東京」として開業したそうですが、旅館からユニバーサルルームを設けてホテルに立て替えられたことを大変嬉しく思っております。

 エレベーター1階15階にあるフロント(途中階はカードが必要)は一般の人でも利用できるようになっていますが、8階から14階の客室階(7階までオフィス)には、右下写真 Hのエレベーター内にある認証盤にカードをあてて利用階のボタンを押すようになっています。宿泊時の客室も同様にカードで認証させてからドアを開けるようになっています。
 チェックイン時に、フロントでカードを受け取ることとなっています。

 15階にはソファがあり紅茶が無料で飲めて安らげるるロビーとともに、レストランがあります。レストランのお昼は、料理はバイキング形式となっていて次から次へと違う料理が出てくるので楽しみが多いようです。食べ放題で価格が1500円ということもあって人気があり12時頃には満席でありました。

 さて、801号室のユニバーサルルームについてですが、左下写真Eはベッドの様子です。中央下写真Fは、車いすが入れるように片方のベッドを移動してもらい、ベッドの間隔を広げてもらいました。中央下写真Gは、窓側から部屋のドア方向を撮影したところです。写真で分かりますように、机の下は車いすで使用し易いように空いているのが分かると思います。今回はいすを移動してもらい、私の都合で机の側に清浄機を置いてもらいました。

 設備について自分で移動困難な時は、ホテルマンに依頼すればやってくれますので、一人で宿泊しても安心であります。

 ホテルの玄関前は歩道ですので、タクシーを停車させることはできませんが、ホテルマンが1階まで一緒に降りてくれ、路上のタクシーをつかまえてくれるので安心です。
 お客へのサービスは、旅館の頃の「おもてなしのこころ」を受け継いだのでしょうか。気遣いのあるホテルマンがいる「ホテル龍名館東京」にまた宿泊したいと思いました\(^o^)/

 ホテル龍名館東京

住 所 : 東京都中央区八重洲1−3−22

電 話 : 03-3271-0971

FAX : 03-3271-0977 

URL : http://www.ryumeikan-tokyo.jp/ 

チェックイン:14時〜 / チェックアウト:11時 

交 通 : JR東京駅八重洲北口から徒歩約3分。 

駐車場 : 有り(予約時に確認してください) 

   
 E、ベッド  F、ベッド間隔  G、TVその他  H、EL内

 

その他室内 

I、マッサージチェア J、清浄機 K、コーヒー

 概要と感想

 左上写真Iは、マッサージチェアであります。ユニバーサル(バリアフリー)ルームで、マッサージチェアを見るのは初めてであります。介助者も喜ぶことと思います。中央上写真Jは、清浄機であります。何となく気持ちがいいものであります。

 右上写真Kは、ネスプレッソマシンであります。ミネラルウォーターのペットボトルは無料ですし、数種のカプセルも無料コーヒーをつくることができます。コーヒー好きの私には嬉しいサービスであります\(^o^)/

 

浴槽・トイレ・洗面台

L、浴室 M、浴槽周り  N、便器  O、洗面台

 概要と感想

 左上写真Lは、浴室引き戸を開けたところですが、左側に浴槽があり右側に便器が見えております。中央上写真Mは、浴槽とその周りの手すりの位置そして浴槽への移乗のための幅が分かると思います。
 中央上写真 Nは、便器と手前に洗面台が見えております。便器の壁側L字型手すりと、その反対側に上下可動式手すりが確認できると思います。
 右上写真Oは、洗面台とその周りの様子であります。

 下写真Pは、浴室用のいすであります。浴室用のいすを準備していてくれて、個々の身体状態に合わせて浴室を使用することができるというのが嬉しい。利用しない場合は移動してもらってください。

 P、浴室用のいす

平成24年 8月中旬 現在

 

関東編

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