A、概観 | B、玄関スロープ | C、夕陽 | D、夕暮れ |
数年前にここを訪れて、その時はお茶を飲みながら一休みしただけなのですが、車いす対応の部屋もあると聞きましたのでいつか機会があれば宿泊したいと思っていました。岡山市内の自宅から約1時間半ぐらいなので雪が積もる冬場以外にはドライブがてらこの蒜山によく出掛けます。蒜山は季節によって様々な顔を持っていて訪れる度に違った景色を見せてくれますので面白いですし、何といっても心が安らぐのです。
今回は、宿泊料込み松茸づくしの夕食付きプランが格安の料金というのに釣られてやってきたしだいです。夕食の前に周辺を散策してお腹を減らすことにしました。中央上写真Cと右上写真Dはその時のものです。実際にこの場で観るとより幻想的な気持ちにさせられます。右上写真Dのようにサイクリングや散歩するための道も整備されているので安心だと思います。その他にも、近隣に観光名所や施設がありますので計画の幅も広がると思っています。
蒜山高原を散策するのに立地条件の良いホテルだと思いますし、季節によって様々なプランを提示しているようですので宿泊だけでもいいかもしれません。
それから、ホテルの売店で蒜山の赤ワインを購入しました。収穫の年までは覚えていないのですが、なかなか蒜山の赤ワインも美味しいと感じています。次回訪問した時にはもう一度購入したいと思っています。
左上写真Aはホテルの概観で、中央上写真Bはホテルの玄関スロープです。この玄関スロープの勾配は、senninさんの体感では1/12前後といったところでしょうか。
右下写真Lのように1階に身障者用トイレがあります。
住 所 : 岡山県真庭郡八束村大字富山根694−129
電 話 : (0867)66-7018
FAX : (0867)66-7019
URL : http://www.hiruzen-hills.co.jp/
チェックイン: PM3:00。 チェックアウト: AM10:00。
交 通 : 車で米子自動車道の「蒜山IC」で降りて右折し蒜山高原方面へ、「ホテル蒜山ヒルズ」の看板に従って右折して行くとあります。
駐車場 : 数十台分あり。
身障者用駐車場 : 2台分あり。
身障者用トイレ : ホテル内1階にあり。
E、101号室引き戸 | F、室内 | G、デッキ | H、トイレ・浴室引き戸 |
左上写真Aのホテルの概観で分かるように、小規模で2階建てのホテルであります。senninさんはこういういわゆるプチホテルというのが好みであります。プチホテルで車いす対応の部屋があるホテルならいうことはありません。車いす対応の部屋ということで宿泊した1階の101号室は、フロントにも売店にも近いところにあります。
ホテルの廊下から左上写真Eの引き戸を開けて101号室に入るようになっています。ドアの有効復員は車いすが通過するために十分あります。中央上写真Fで分かるようにベッドは平行に並んでいませんでした。部屋の外に中央上写真Gのようにデッキがあるのですが、写真で分かるように段差がありますので、介助者の車いす操作の程度によっては容易に出ることが難しいかもしれません。
この101号室のいいところはトイレと浴室が一体になっており、右上写真Hのように入り口の引き戸の有効幅員や部屋内での車いすの回転スペースなどが充分考慮されたつくりになっていることでした。左下写真Iは洋式便器とその両側に手すり(壁側L字型手すり+上下可動式手すり)が設置されており、車いすでは前方アプローチ及び片方からの側方アプローチができるスペースをとってあります。左下写真Iで分かるように手前に見える洗面台の下は空いていますので車いすで使用できます。中央下写真Jは浴槽ですが向かって左側に腰掛けるためのスペースがとってあるので移乗可能だと思います。欲を言えば壁側に横手すりを設置してくれているとより安心感が得られると感じました。
中央下写真Kは暖房器具だと思いますが、雪の積もる地域では冷え込むでしょうからやはりこういった暖房器具が必要なのでしょうね。
浴槽と便器を一緒の部屋に設置しても良いという方でしたら、2坪ぐらいのスペースを必要とするこのタイプの便器+浴槽のユニットは自宅のそれとしても使い勝手が良いのではないかと感じております。部屋自体は車いすではそれほど広いとは感じないのですが、スペースのとり方や設備の配置に工夫していると感じました。
右下写真Lは、ホテルの一階にある身障者用トイレです。
I、便器 | 、J、浴槽 | K、暖房器具 | L、ホテル一階身障者用トイレ |
平成15年 10月下旬現在