KKR京都くに荘

KKR HOTEL KYOTO KUNI SOU 

 

A、概観 B、正面玄関 C、1階身障者用トイレ D、1階身障者用トイレ内ベビー
シート

 概要と感想 

 KKR京都くに荘は、昭和天皇に嫁がれた皇后様のご実家の跡地に建てられたホテルなんですね。京都御所に歩いて行ける距離にあり、それでいて周りが静かで古都の宿という感じがしてきます。鴨川沿いにあるので、階段を下りれば容易に鴨川辺りを散策できるのです。この辺りの朝の散歩はいいでしょうね。

 左上写真AはKKR京都くに荘の概観であります。建物が高くないのはここら辺りの景観を考えているせいでしょうか、こじんまりした宿というのはsennin好みであります。中央上写真Bは正面玄関とスロープであります。
 車いす利用者が宿泊してもホテル内ではさほど困ることはないと思いますが、下記の201号室も参考にしてご判断ください。(但し、大浴場は使用していません。)

 中央上写真Cは一階にある身障者用トイレですが、写真で分かるように便器横にある水平可動式手すりの位置が高いのです。どのような使い方又はどのような障害を持っている方に適しているのかご存知の方がおられましたら教えてください。右上写真Dは一階にある身障者用トイレですが、写真で分かるようにベビーシートが設置されていました。

 KKR京都くに荘 

住 所 : 京都府京都市上京区河原町通荒神口上る東入束桜町27−3 

電 話 : 075-222-0092

FAX : 075-222-1608  

URL : http://www.kuniso.com/

身障者用トイレ : 1階にあり。 

交 通 : 車では名神高速自動車道の「京都東IC」から約40分、京都救世会館北の小路を東に入る。 

 

210号室 

E、210号室 F、廊下 G、トイレの2枚引き戸 H、身障者用トイレ

 感想

 車いす対応の部屋ということで宿泊した210号室は、中央上写真Fのとおり入り口が引き戸になっています。車いすが十分通過できる幅になっている。部屋に入ると左手に左上写真Aのようにベッドが見えます。真正面には左下写真Iのように浴室への入り口があり、右手には中央上写真Gのようにトイレの入り口があります。浴室とトイレの部屋が分かれています。トイレは二枚引戸で車いすが入れる幅はあるのですが、車いすで入ってドアを閉めようとすると使いよい位置に車いすを固定したままでは後ろのタイヤがはみだしていて閉まらないのです。トイレのドアを開けたままでも気にしない者同士ならばかまわないのでしょうが。

 浴室に設置している左下写真Iの洗面台の下は車いすで使用しやすいように空いていました。浴槽ですが中央下・右下写真のように浴槽周りに手すりがありました。浴槽のなかに入って出ることができるかどうかは写真を見てご自分で判断してください。浴室のなかで車いすが回転できるスペースは辛うじてあるようです。
 総合的にみてこの部屋は車いすでも宿泊可能ですが、少し歩行可能な方ならばより快適に過ごすことができるだろうと想像しています。

I、浴室の3枚引き戸と洗面台 、J、浴槽 K、浴槽と手すり

 

平成15年 10月初旬現在 

 

バリアフリーな京都の観光名所」 

車いすでの京都観光について一言

 

関西編

<KANSAI>