ハーヴェスト京都

平成２７年１月４日　「ホテル　ハーヴェスト京都」は閉館しました。　

ホテル　ハーヴェスト京都

HOTEL HARVEST KYOTO　


Ａ、外観	Ｂ、ユニバーサルタイプ２１６号室

　概要と感想　

　全国に数十ヶ所あるリゾート施設（東急ハーヴェストクラブ）の一つとして「ハーヴェスト京都」はあるようですが、他のリゾート施設は海岸や山沿いにあり規模も大きいのに比べて、このホテルだけは左上写真Ａで分かりますようにこぢんまりとしている。
　私が驚いたのは規模が小さいにもかかわらず、客室にユニバーサルタイプありとＨＰに表示できているところであります。経営者によほどバリアフリーあるいはユニバーサルデザインに関心がありませんと、この規模の建物に車いすに対応した客室を備えようとは思わないように想像するからです。そういった意味で、このホテルに宿泊してみて嬉しい驚きでありました。

　このホテルは烏丸通にあり京都御苑の西南角の真向かいに立地しているので、御苑の散策には大変適しています。西南角にある京都御苑管理事務所にて、京都御所参観を窓口で申し込むことができます。詳しくは「京都御所」参観案内を見てください。左上写真Ａのホテルの外観と隣接する建物について、右横にコンビニそして左横に地下鉄烏丸線「丸太町駅」の４番出口がありますので、ちょっとした日用品の買い物や地下鉄を利用しての移動に大変便利であります。

　さて、ユニバーサルタイプ２１６号室について、中央上写真Ｂでベッドとベッドの間が狭いようでしたら、車いすが入れるようにベッドが移動可能でありました。

　左下写真Ｃと中央下写真Ｄへの入口は引き戸で、左に浴槽（Ｃ）そして右に便器と洗面台（Ｄ）がありました。左下写真Ｃで分かりますように木製の洗い台が設置されており、空色に見えているのが洗い場に使う浴室用マットであります。木製の台の上にマットを敷いて、その上に車いすから移乗しシャワー浴（黒い線はシャワーのホース）できます。

　浴槽に入って出られるかどうかは自身の身体能力及び介助者とご相談ください。洗い場にこのような浴室用のマットがありますと、今回は木製ですがタイルなどの上に直に移乗するよりはお尻に傷ができにくいので嬉しいことであります。中央下写真Ｄは、便器と洗面台と手すりの位置関係です。

　右下写真Ｅは、ホテル１階にありました車いす対応のトイレであります。

　京都市内の地下鉄は車いす利用者に優しいようで、全駅乗降可能であります。詳細は「京都市交通局の地下鉄駅施設等のご案内」を見てください。車いす利用者は地下鉄烏丸線「丸太町駅」（京都駅から４駅目）下車７番出口からエレベーターを使用して出るようになり、すぐそこにホテルが見えていますが約２分ぐらいかかるでしょう。

　車での行き方は、京都市内に入って「烏丸通」から丸太町通を左折し、２本目を左折し室町通に入る。それから、１本目を左折し竹屋町通に入り、すぐに１本目を左折し両替町通に入ると、ホテル駐車場の入口があります。「室町通」「竹屋町通」「両替町通」は一方通行の道であります。

　ホテルより拡大した地図を送ってもらいましたので分かり易かったです。ご希望の方は宿泊予約時にお問い合わせください。駐車場は原則的に立体駐車場ですが、鍵を預ければ係りの方が立体に駐車してくれました。
　宿泊予約時に、車いす利用者であることを申し出てください。チェックインの時間についてもお問い合わせください。