平安神宮神苑(桜)

THE GARDEN 0F HEIAN JINGU SHRINE 

 

A、神苑出口付近 B、栖鳳池 C、蒼龍桜 D、白虎池

 概要と感想 

 平安神宮神苑の入口が階段ということで、庭園内には入れないと思い込んでおりました。というのも、車いす利用者でも少しぐらいなら歩行可能な高齢者が、車いすから立ち上がって庭園内に入って行く姿を時々見かけていたからです。しかしながら、桜の時期になりますと「平安神宮神苑」の見事な桜の様子がホームページ他で写し出されているではありませんか。
 
 何とか観ることができないものだろうかと、駄目もとで拝観券売り場で問い合わせてみたところ、神苑出口のほうから入れるということだったので、やっぱり聞いてみるもんだと喜んだものです。神苑出口のほうには大きな段差はなかったので入ることができました。

 平安神宮神苑は、ご社殿を取り囲むように入口側から南神苑・西神苑(白虎池)・中神苑(蒼龍池)・東神苑(栖鳳池)と四つの庭からなっています。神苑出口のほうから庭に入ると、左上写真Aのりっぱな桜があります。目の前に栖鳳池があるわけですが、中央上写真Bのように池に桜が映し出されていて、これだけでも十分感激してしまう。

 しかしながら、向こう側に桜が見えておりますし、その奥はには何があるのだろうかと期待が膨らんで来るのです。通常の庭園見学の順路ですと、左下写真Eの「泰平閣(たいへいかく)(通称:橋殿)」を通ることとなっておりますが、階段になっていて通ることが困難なわけです。
 そこで、ちょうど朝早かったのでお掃除をしている職員に、向こう側に行くにはどうしたらいいのでしょうかと尋ねてみたところ、なんと通行止めとしていた通路の竹を外してくれたのです。

 中央上写真Cは、拝観券の神苑案内図によりますと、「蒼龍桜(そうりゅうざくら)」となっておりました。ここの通路から観る桜はまた見ごたえがありました。(※ここの通路について:竹で通行止めになっておりますので、朝一番の拝観がまだ混雑していないので職員に開けてもらいやすいと思います。職員が見あたらない場合は、出口のところにおられる職員に尋ねてみるのが良いと思います。)

 右上写真Dは、たぶん西神苑にあります白虎池の桜だと思います。なにせ逆方向から回りましたので、記憶が定かでなくなっている(^_^;)

 平安神宮神苑には、約300本の桜があり、そのうち紅しだれ桜が約150本、八重紅枝垂桜・染井吉野など約20種類の桜があるそうですが、あまりに贅沢な光景に幸せを感じてしまいます\(^o^)/

 中央下写真Fは、本殿の裏にある神苑の通路です。石の橋が水路に掛かっていましたが、車いすがやっと通れるぐらいであまり幅に余裕はありません。他にも同じタイプの石橋がありましたが、落ちないように気をつけて車いすの操作をしてください。
 花はありませんが、水路がありここはここで趣があると思います。出口の方から入りましたので、中央下写真Fの小道を入口の方向に行きますと、中央下写真Gの蹴上げの低いゆるやかな階段がありました。写真のように踏み面も広いので、senninさんは車いすで通ることができました。ここを過ぎると西神苑から入口のある南神苑に行くことができるのです。
 南神苑の桜も見ごたえがありましたよ\(^o^)/

 右下写真Hは、平安神宮神苑から出て、本殿前にある桜を撮影したものです。

 明治時代を代表する回遊式庭園内に咲き誇る桜の絶景をぜひ皆さんにも堪能していただきたいと思っております。

平安神宮

住 所 : 京都市左京区岡崎西天王町 

電 話 : (075)761-0221 

FAX : (075)761-0225

神苑拝観時間 : 8時半〜17時半(夏季) 

神苑受付終了時 : 3月1日〜3月14日、9月1日〜10月31日は17時。3月15日〜8月31日は17時半。11月1日〜2月末日は16時半。 

拝観料 : 神苑のみ有料 

交 通 : 地下鉄東西線東山駅下車 徒歩約10分。 

駐車場 : なし(平安神宮前の岡崎グランド地下市営駐車場を利用)

車椅子による見学 : 一部可能(介助者要)。   

平安神宮P1はここをクリックしてください。 

身障者用トイレはここをクリックしてください。 

平安神宮例祭奉祝神賑行事の動画についてはここをクリックしてください。

E、泰平閣(通称:橋殿) F、小道と石橋 G、ゆるやかな階段 H、本殿前の桜

平成20年 4月 上旬 現在

車いすでの京都観光について一言 

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関西

<KANSAI>