A、東大手門 | B、二の丸御殿 | C、二の丸御殿入口のスロープ | D、二の丸庭園 |
二条城は平成6年にユネスコの世界遺産として登録されております。左上写真Aは、二条城の入口であります「東大手門」であります。この門の手前にチケット売り場があります。中央上写真Bは、二の丸御殿の全景であります。御殿の手前は砂利が敷き詰められたスペースであります。一般の人(車いす利用者共)が通るスペースは大部分砂利が敷き詰められておりますので、「車いす操作の仕方」の「砂利道」を参考にしてください。
中央上写真Cは、二の丸御殿の車いす利用者の入口とスロープであります。まず、ここで自分の使用している車いすか、又は二条城事務所が用意している車いすに移乗するかどうかを選択します。自分の車いすで上がる場合は、タイヤと前輪のキャスターを雑巾で拭きます。雑巾は事務所のほうで準備しておいてくれました。
二の丸御殿内は、写真撮影禁止であります。
廊下は「うぐいす張り」なので床板を踏むと音が鳴るはずですが、どうも車いすで移動していますと荷重の掛かり方が違うのか音が鳴りにくいのではと思ったりしました。他の人が通り過ぎると音が鳴っているのを聞いて確認したりしていました(^_^)
徳川幕府の幕を閉じた歴史的な部屋などとともに、厚さ35pの一枚板を両面から透かし彫りにした欄間の彫刻、折上格号天井、絵画など見所がいっぱいでありました\(^o^)/
車いす利用者の二の丸御殿の出口は、入口から各部屋を廊下から見学して一回りすると、中央上写真Cの場所に出ますのでここから退出します。
右上写真Dは二の丸庭園ですが、小堀遠州の作と伝えられているとか、力強い美しい庭園であると感じましたが、次回はもう少しゆっくりじっくりと鑑賞したいものです。
下写真のトイレは「緑の園」に隣接しております。左下写真Eのトイレへの道はモルタル舗装されていました。ここだけは車いす操作が一人でできるようです\(^o^)/
中央下写真Fは、トイレの建物の外観であります。右下写真Gは、身障者用のトイレ内の様子です。
住 所 : 京都市中京区二条通堀川西入二条城町541
電 話 : 075-841-0096
FAX : 075-802-6181
URL : http://www.city.kyoto.jp/bunshi/nijojo/
入場時間 : 午前8:45 〜 午後4時まで(閉場午後5時)
二の丸御殿観覧時間 : 午前9時 〜 午後4時まで
休城日 : 12月26日〜翌年1月4日まで。7月、8月、12月及び1月の毎週火曜日(休日の場合は翌日)
E、トイレへの道 | F、外観 | G、身障者用トイレ |
H、東橋と櫓門 | I、鳴子門 | J、加茂七石 | K、北中仕切門 |
二の丸庭園を出ますと、左上写真Hの東橋と櫓門が見えます。門をくぐって行きますと、階段になっていてそれ以上車いすではなかに入ることができません。引き返しまして東橋の手前にありました「二条城の地図」を見ますと反対側に西橋があることが分かりましたが、さて、そこから本丸庭園に入ることができるかどうかは分かりません。しかしながら、トライしてみなければ分からないわけですから行ってみることにしました。
まずは中央上写真Iの鳴子門に向かいました。ほぼフラットですが、砂利道であります。鳴子門の向こうに見えているのは「清流園」であります。矢印の方向に進むと、中央上写真Jの加茂七石(七つの石)があります。右上写真Kは「北中仕切門」であります。
左下写真Lは、本丸御殿や本丸庭園を囲っている内堀であります。やっと中央下Mの西橋が見えて来ました。ここまで来てもこちら側から車いすでアプローチできないのではと半信半疑で進むと、中央下写真Nの坂道が見えるではありませんか。やっと右下写真Oの本丸庭園を鑑賞することができました\(^o^)/
本丸庭園内にある展望台には、階段を上がらなければなりませんので、残念ながら車いすでは上がることができません。
車いす利用者の方は、西橋からお帰りください。
L、内堀 | M、西橋 | N、坂道 | O、本丸庭園 |
平成20年 3月 上旬 現在
P、桜 |
上写真Pの桜は二条城のライトアップの様子ですが、senninさんのデジカメではこの写真がせいいっぱいのようです。実際に自分の目でみると、暗闇のなかに幻想的な世界が広がるんですね。ぜひともライトアップされた桜を自分の目で楽しんで頂きたいと思っております。
平成20年 4月 上旬 現在