A、正門 | B、境内 | C、和気清麻呂公命 | D、スロープ |
護王神社(ごおうじんじゃ)は、京都御所の蛤御門のななめ向かいに位置しています。地下鉄烏丸線「今出川駅」からJR京都駅方面へ烏丸通を進んで行くと、右下写真Eのように、神社の目印と酒樽が並んでいました。いったいどのような由緒ある神社であろうかと行ってみることにしました。
左上写真Aは、烏丸通沿いにある神社の正門であります。中央上写真Bは境内でありますが、入ってすぐに足腰の守護神という文字を見つけましたので、ぜひ参拝しなければと思いました。
中央上写真Cは、和気清麻呂公命(わけのきよまろこうのみこと)の銅像であります。この神社では、和気清麻呂公命と姉君の和気広虫姫命(わけのひろむしひめのみこと)を御祭りしているようです。詳細は下記の護王神社のホームページにアクセスしてみてください。
岡山県和気郡和気町の「藤公園」にある和気清麻呂公命の銅像を思い出しました。こちらは和気神社と和気清麻呂公命の銅像であります。これも何かの縁でしょうかね。
この護王神社では、車いすでも参拝しやすいようにスロープが設置してありました。神社でお賽銭箱の目の前までスロープで近づけるというところは初めてでありました。それも右上写真Dでみるスロープが右側にもあるのですから、両側からスロープで参拝することができるのです。さすがに足・腰に優しい神社であると感心しました。
中央下写真Fは売店内からトイレのほうに行く前にある木製の引き戸であります。日本において文化・歴史的建造物は、やはり「木」の味わいをできる限り大切にしたいと思っておりますので、ここに木製の遮蔽建具を設置しているのが嬉しかった。このようなちょっとした美的景観へのこだわりがほんとに嬉しくなってくる。
中央下写真Fの木製引き戸を開けると、中央下写真Gのように身障者用トイレに入るための引き戸があります。右下写真Hは、身障者トイレ内で壁側にL字型手すり、その反対側に上下可動式手すりが設置してありました。
たまたま訪問した護王神社が、自分の身体(車いす利用者)や郷里の和気清麻呂公命と縁が深いことを知り、縁とは不思議なものだと感じております。
住 所 : 京都市上京区烏丸通下長者町下ル桜鶴円町
電 話 : 075-441-5458
FAX : 075-414-0255
URL : http://www.gooujinja.or.jp/
バリアフリーな京都の観光名所:http://www.sennin.com/sennin/WCkyoto01.html
開門 : 5:30 〜 閉門 : 5:30
交 通(交通局:地下鉄烏丸線・東西線の各施設の解説)
電 車 : 「丸太町駅」5番出口より徒歩約9分。地下鉄烏丸線「今出川」駅3番出口より徒歩約10分。(エレベーター利用)
車 : JR京都駅から約15分。
駐車場 : 未確認
E、烏丸通 | F、トイレへの入口(引戸) | G、身障者用トイレ | H、身障者用トイレ内 |
平成21年 8月 下旬 現在