A、外観 | B、玄関 |
左上写真Aは、岡山県立博物館の外観です。真向かいに「後楽園」の入口があります。黄色の線が中央に見えますが、視覚障がい者のために方向性を示す「線状ブロック」であります。右上写真Bは、入口周辺で両開きの自動ドアと、玄関ドア前に注意を喚起する「点状ブロック」が1列あり、その点状ブロックまで線状ブロックがあります。タイルが滑りやすいためでしょうか線状ブロックの両側にマットが敷いてありました。
館内にも「点状ブロック」と「線状ブロック」(視覚障害者誘導用ブロック)が床に貼ってあります。
さて、「岡山県立博物館」は、古代から近世に至るまでの文化遺産を収集し、その代表的なものを展観しているようです。かつて、岡山県は吉備の国と呼ばれ大和の国(奈良県)や北九州とともに大きな勢力を持っていたようです。どのくらいの勢力があったのか興味が湧いてきますね(^_^)
上写真を撮影した日は、特別展として古代出雲(島根県)展「国宝青銅器の世界」でありました。出雲の「荒神谷遺跡」や「加茂岩倉遺跡」で、銅剣・銅鐸(どうたく)などが大規模で発見されたようです。その一部をお借りして県立博物館で展示しておりました。当日、午後1時に何気なく後楽園に入る前に寄ってみましたら、受付でちょうどこれから学芸員の方が2階展示室で説明をしてくださるということを聞きました。まことに運がいいところに立ち寄ったものです\(^o^)/
「荒神谷遺跡」と「加茂岩倉遺跡」についてや、銅鐸の紋様についての説明がありました。文様は水が流れるような流水文と、帯を縦横に画いた袈裟襷文(けさたすきもん)と呼ばれるものがあるらしい。説明を受けなければ小生のような素人では見逃して違いなど分からなかったでしょう。動物が描かれているものもありました。違いが分かるとなかなか面白いものです(^_^)
県立博物館の設備について、1階のトイレでは男性用と女性用と別れていて、女性用には車いすが入れるスペースがあり、内臓疾患(オストメイト)がある方のために汚物流しがある便房があります。男性用には2つの小便器と、奥に洋式の便器がある便房があります。中2階のロビーに健常者用のトイレがあります(階段がありますので、車いすでは不可)。
館内に視覚障がい者のために、「点状ブロック」と「線状ブロック」が敷いてあり、エレベーターが設置してありました。
たまに博物館に行くのもいいものですよ。(^_^)
住 所 : 岡山市北区後楽園1−5
電 話 : 082-272-1149(代表)
FAX : 082-272-1150
URL : http://www.pref.okayama.jp/kyoiku/kenhaku/hakubu.htm
開館時間: 夏季(4月〜9時)午前 9時 〜 午後 6、冬期(10月〜3月)午前 9時30分 〜 午後 5時
休館日 : 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
交 通 : JR岡山駅(東口)から徒歩25分。
JR岡山駅(東口)からは、急勾配の坂道が途中ありますので、車いす利用者はタクシーのほうが良いでしょう。
車では「岡山IC」下車約15分。
駐車場 : 岡山後楽園の駐車場と共用。(駐車料金無料:約250台)。
身障者用駐車スペース: 2台分あり。
平成22年 1月 上旬 現在