北野をどり(上七軒歌舞会)

KITANO ODORI
KAMISHICHIKEN-KABUKAI 

 

A、外観 B、入口から歌舞練場への道 C、玄関内 D、中庭と廊下

 概要と感想 

 京都には五つの花街があり、それぞれに上七軒(北野をどり)・祗園甲部(都をどり)・祗園東(祗園をどり)・先斗町(鴨川をどり)・宮川町(京をどり)と呼ばれています。この五花街のなかでも上七軒が最も古く伝統があり格式が高いと言われています。他の花街は四条河原町辺りにあるのですが、上七軒は北野天満宮のそばですから特別な花街かもしれません。

 上七軒の「北野をどり」は今年で58回目であります。上七軒の「北野をどり」は例年四月中旬に開催されていましたが、上七軒歌舞練場の大修理が完了しその「柿落し(こけらおとし)」(劇場などが新築・改築をして初めて行う興行のこと) を記念して、第1回目の開催当初と同じ3月25日に開幕し京都の各花街の先陣を飾ることになったようです。

 第一部 祝儀舞 「神曲 北野豊楽(きたのほうらく)」、第二部 仮名手本忠臣蔵 「俗曲 十二段返し(じゅうにだんがえし)」、第三部 純舞踊 「清元 四君子(しくんし)」、フィナーレ「上七軒夜曲(かみしちけんやきょく)」となっていました。華麗な舞艶やかな着物姿芸妓さんや舞妓さんの舞台(北野をどり)を観ながら、ひと時別世界に身を置いて堪能致しました。

 さて、左上写真Aは、北野天満宮の敷地沿いにある外の道路から撮影した上七軒歌舞練場の外観であります。中央上写真Bは、上七軒歌舞練場側から道路を撮影した道路沿いの入口を撮影したものです。
 中央上写真Cは玄関を室内側から撮影した写真ですが、赤い絨毯が敷かれているのが分かると思います。この絨毯の上を車いすのまま進みました。下写真Eは、会場内の座席の様子です。写真で分かりますように段差はなくスロープ状になっていますので、通路側からなら車いすから移乗可能な方もおられると思います。出入り口のある中央の通路に車いすのまま位置して観ることも可能だと思います。
 観賞の方法については、係りの方にご相談ください。

 右上写真Dは、上七軒歌舞錬場敷地内の中庭廊下の様子であります。帰り際に少し拝見しただけですが、素敵な日本庭園でありました\(^o^)/

 「北野をどり」その他の行事につきまして、車いす(各々の身体能力)で観られるかどうかは、下記電話番号にてお問い合わせください。 

 上七軒歌舞会

住 所 : 京都市上京区今出川通七本松西入り真盛町742 

電 話 : 075-461-0148

URL : http://www.maiko3.com/

 喫茶 「茶ろん」

営業時間: 午前11時 〜 午後4時 (入館は午後5時まで)、(但し、企画展により異なる場合有)

定休日 : 毎週木曜日

交 通 : JR京都駅から市バス50号、101号系統にて(所用時間約30分)、「北野天満宮前」下車徒歩約3分。

E、歌舞練場内

 

平成22年 3月 下旬 現在

 

車いすでの京都観光について一言

バリアフリーな京都の観光名所」 

 

 

関西編

<KANSAI>