A、外観 | B、門 | C、玄関周り | D、スロープ |
京都芸術センターは、室町通りにあるホテル「ヴィアイン京都四条室町」の斜め向かいにあります。元明倫小学校の校舎であったようですが、その歴史や建物の外観その他文化的価値に配慮し、できるだけ既存の施設を生かして「京都芸術センター」として改修が行われ、芸術の総合的な振興を目指して2000年4月に開館されたようです。
左上写真Aは、京都芸術センターの外観ですが、建物の門がある室町通りを何回も行き来しましたが、元小学校だったとは想像できませんでした。たぶん、私が通っていた小学校が木造2階建てで、ただただ老朽化していて今考えると文化的価値などは見当たりませんでしたが、その小学校の校舎は、私が卒業してまもなく取り壊され、近くに鉄筋3階建ての小学校として存在しております。
校舎が現存しているということでは、元明倫小学校の卒業生の皆さんを羨ましく思ったりしています。
中央上写真Bは、京都芸術センターの門ですが、門から玄関までスロープになっていますので車いすで走行しやすい。写真で分かりますように誘導ブロックも敷かれてありました。中央上写真Cは、玄関の脇にある休憩所であります。
玄関を入ると正面に階段がありますが、脇に右上写真Dのようにスロープがありました。
ジャンルを問わない若い世代の芸術家の制作活動の支援も活動の一つであるようですが、スロープだけでなく多目的トイレやエレベーターなども設置されていますので、障がいを持っている方も芸術に関する情報や様々なジャンルの芸術家に接することができると思います。
私が訪れた日は、講堂にてパフォーミング・アーツにおける「デザイン」という題で、舞台美術についてのシンポジウムがありました。舞台の上で何気に役者さんを見ているわけですが、周りの演出と違和感なく役者さん達が演じられるのは、舞台美術が活きているからなのだと改めて理解したしだいです。
パネリストの皆さん、それぞれに個性があり、それぞれに演出された舞台を観てみたいと思いました。
ほんとにどのジャンルにしても芸術は奥が深いですね。
京都芸術センター内1階に、「前田珈琲(本店)」の前田珈琲明倫店が入っております。なかなかの雰囲気で賑わっておりました。
情報コーナーや図書室があり、芸術文化に関する様々な情報が収集できるようです。様々なジャンルの芸術に接することができるようなので、芸術に興味がある方はとても楽しめるところであると思っております。
詳細は下記の京都芸術センターのサイトへアクセスしてみてください。
住 所 : 京都市中京区室町通蛸薬師下ル 山伏山町 546-2
電 話 : 075-213-1000
FAX : 075-213-1004
URL : http://www.kac.or.jp/
開館時間 :
ギャラリー・図書室・ 情報コーナー・談話室 : 午前10時 〜 午後8時
カフェ : 午前10時 〜 午後9時30分
制作室・事務室 : 午前10時 〜 午後10時
休館日 : 12月28日から1月4日
※設備点検等のため臨時休館することがあるようです。
交 通 : JR京都駅から車いすでは、地下鉄烏丸線「四条駅」下車、4番出入口(エレベーター)から地上へ徒歩約5分。(交通局:地下鉄烏丸線・東西線の各施設の解説)
ホテル(ヴィアイン京都四条室町)の斜め向かいにあり。
駐輪場 :: 西館北側にあり。北門からのみ出入りが出来るようです。
駐車場 : なし。施設付近の有料パーキング等を利用のこと。
平成23年 7月 上旬 現在