A、門 |
「本能寺」といえば、「本能寺の変」で織田信長が明智光秀に攻め込まれ、自ら本堂に火をつけて自刃した場所と歴史の授業で学んだことと思います。
秀吉が西国の毛利攻めをしている時に、信長が手勢わずか数十人を従えて本能寺に滞在時、秀吉の援軍として西に向かうはずだった光秀は「わが敵は正に本能寺にあり」と全軍に告げて本能寺に攻め入ったとされていることを、幾度となくテレビの戦国ドラマや映画で観ました。
本能寺の位置は変遷しており、「本能寺の変」で焼失した本能寺は、四番目で二条城よりもう少し南の「西洞院六角」にあったことを知っていましたか。
豊臣秀吉の命により現在地に移転し日衍聖人が建立したとのこと。その後二回の焼失を経て、現在の本堂の再建は、第七次建立となるようです。
さて、上写真Aは、御池通を隔てて京都市役所の真向かい側で寺町通り沿いにある本能寺の門であります。境内は、門から見える範囲が車いすで動ける範囲ぐらいでしょうか。
今回は、門を入って右手の宝物館の紹介であります。入口はスロープになっており、なかにはエレベーターがありましたので車いすで入館し展示物を拝観することができます。
「信長の夢・舞・宴」ということで、信長公と縁がある展示物を観ることができました。
掛軸・香炉・大皿・つぼ・屏風・太刀・茶碗・水指など信長公が所持していたものや「本能寺の変」が起こった跡地から発掘されたものとか、秀吉公や細川晴元公からの礼状など歴史的に時代背景が想像できるものなどを展示しておりました。
歴史や陶器や太刀などに興味がある方に、ぜひお薦めしたかったのですが、「信長の夢・舞・宴」は7月22日までで会期が終了しています。
別のテーマで展示があると思いますので、寺町通りにお越しの節は「本能寺」にぜひ立ち寄ってみてください。
住 所 : 京都府京都市中京区寺町御池下ル 市役所前
電 話 : 075-253-0525
入館時間: 午前10時 〜 午後4時まで。
交 通 : 地下鉄東西線では「市役所前駅」3番出入口(京都ホテル オークラ)のエレベーター利用。
京都市営地下鉄 東西線 京都市役所前駅 : http://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/page/0000009988.html
URL : http://www.honnoji.co.jp/
平成24年 7月中旬 現在