大三島宮
大山づみ神社

EHIME
OMISHIMAGU
(THE SPIRIT OF JAPANESE CULTURE)

 

A、総門 B、隼人の舞 C、楠 D、雨乞の楠

 概要と感想 

 瀬戸内しまなみ海道(広島県の尾道〜愛媛県の今治)が全線開通していて、以前のように下の道を通らなくても「大三島IC」で降りて約15分で「大山祇神社」まで行くことができました。

 久しぶりに「大山祇神社(おおやまずみじんじゃ)」に参拝してみますと、左上写真Aで分かりますように、総門が新しくなっており左右に狛犬が配置されていました。

 中央上写真Bは、神門の内側に設置されていた「隼人の舞」のブロンズ像(文化勲章受章者の中村晋也氏が制作)ですが、今治造船鰍ェ大山祇神社に奉納したもののようです。穏やかにそして優雅に気高い姿をしているのですが、目元あたりに憂いを秘めているような「隼人の舞」のブロンズ像を拝見し、一目で惹きつけられてしまいました。
 薩摩の隼人族大和朝廷の貢物とした芸能「隼人の舞」だといわれているようです。「隼人の舞」は、鹿児島県霧島市(旧隼人町)の鹿児島神宮に伝承されている古代芸能ということです。いつか舞を拝見したいと思っております。

 中央上写真Cは、神社の中央に聳える「小千命(おちのみこと) 御手植の楠」で、国の天然記念物になっており、樹齢約2600年と伝えられています。いつ来てもこの老齢の「楠」を観ているだけで有難い気持ちになってきます。

 右上写真Dは、能因法師「雨乞(あまごい)の楠」で天然記念物です。日本最古の楠で樹齢3000年ということです。写真で分かりますように縄が巻かれていましたが、なぜか縄に沢山のコインが差し込んでありました。

 久しぶりに訪れてみると、新郎新婦や親族の方々の記念撮影に遭遇したり、神社の総門が新しくなっていたり、素晴らしい「隼人の舞」のブロンズ像を鑑賞できたりするのですから、ほんとに旅は面白いものです\(^o^)/

 下記の平成13年に作ったページにスロープのことや車いす用トイレについて書いてありますので、参考にしてみてください。

 大山づみ神社

住 所 : 愛媛県今治市大三島町宮浦3207

電 話 : (0897)82-0032

FAX : (0897)82-0019

大山祇神社: http://www.go-shimanami.jp/shisetsu/omishima/001.html

しまなみ海道観光マップ: http://www.go-shimanami.jp/

拝観時間 : 午前8時30分 〜 午後5時(入館は4時30分まで)

休業日 : 特になし 

拝観料 : 無料

交 通 : 車で山陽自動車道「福山西IC」で降りて国道2号を走りしまなみ方面へ、瀬戸内しまなみ海道「大三島IC」で降りて一般道路にて神社へ。 

駐車場 : 近くに藤公園市営駐車場(約50台無料)あり。

身障者用トイレ : 神社内にあり。

平成25年 2月 中旬 現在

 

平成12年大三島宮(大山づみ神社)

四国編

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