耕三寺博物館

KOUSANJI TEMPLE MUSEUM

孝養門                      僧宝蔵                    孝養門の内側                  

 概要と感想 

 しまなみ海道(西瀬戸自動車)が開通して、地元のテレビ番組でもこの「耕三寺」が紹介されましたが、健常者向けの放映なので車椅子で見て回れるかどうか分かりませんでした。耕三寺は「平山郁夫美術館」の隣にあるのですが、山門(出入り口)のところにスロープがありましたので入ってみることにしました。左上写真の「孝養門」は、彫刻金具・彩色などは和上の考案により仏教様式を取り入れていますが、木組みや寸法などは日光の陽明門と同じということです。左下写真の五重塔は、様式・規模は奈良室生寺の五重塔を参考にしたものです。他にも全国各地で有名な建物を参考として建てられたものが幾つもありました。
 耕三寺初代住職の耕三和上が、昭和九年御母堂逝去にともない僧籍に入り、その菩提追悼のため耕三寺建立を発願し以後三十数年に亘り、堂塔の建立に力を傾けられたそうです。お母上をいかに愛していたかを想像させます。
 博物館内は段差解消機・スロープ ・エレベーターがありますので、車椅子で見学可能ですが、長い道のりのスロープがありますので介助者が必要でしょう。身障者用トイレは、館内にニケ所あります。但し、「千仏洞」については、暗く急な坂道がある洞窟なので介助者が付いていたとしても途中までしか行けないでしょう。

 耕三寺博物館

住 所 : 広島県豊田郡瀬戸田町瀬戸田553−2 

電 話 : 08452-7-0800 

FAX : 08452-7-3876 

ホームページ: http://www.kousanji.or.jp/

開館時間: 午前9:00 〜 午後4:00

休館日 : 年中無休

交 通 : 車で西瀬戸自動車道「生口島北IC」を下りて最初の信号を右折し、途中の看板に従ってください。

身障者用トイレ: 館内にニケ所あり。 

身障者用駐車場:未確認。    

五重塔                       救世観音大尊像             千仏洞入口               

平成13年 2月現在 

平山郁夫美術館P2 

耕三寺博物館P1 / 耕三寺博物館P2(トイレ・スロープ) / 耕三寺博物館P3(未来心の丘)

中国編

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