HDD(ハードディスク) HDD(下)とFDD(フロッピーディスク) ケースのドライブベイ
1) このケースは3.5インチのドライブベイ3つ(内ベイ 1つ)と5インチのドライブベイが3つありますが、3.5インチベイは取り外しておくと楽に作業ができます。
2) 内蔵型のHDDは3.5インチの内ベイに取り付けました(基盤がしたになる)。この場合は一番下に取り付けるようにしました。
3) このHDDはE-IDEタイプのドライブですが、E-IDEタイプのドライブではドライブごとにマスターとスレーブの設定をしなければなりません。最高4つのドライブを使用できます。今回のマシンでは、HDDはプライマリのマスタードライブへ、CD-ROMはプライマリのスレーブドライブに設定しました。
4) ジャンパの設定はドライブ本体に印刷してあるか、あるいは付属のデータシートに明記してあります。
5) HDD(CD-ROM)ドライブに電源を供給する電源ケーブルは、4ピンの大きなコネクタのものを使用します。電源からは何本か出ていますが、どれでもかまわないのでコネクタの角の切り欠きが合う向きに差し込みます。
6) M/BとHDDをIDEケーブルで接続します。IDEケーブルはコネクタが3個ついているペラペラのフラットケーブルと呼ばれるもので、端の赤い方をHDDドライブ側の1番ピンの方に合わせて差し込みます。 M/B側には「IDE 1」と書いてあるほうにケーブルを差します(M/B側の差し込み口には、中央に欠けた所がありました)。
7) CD-ROMは、ケースの5インチベイにケースのフロントに合わせて取り付ける。
8) IDEケーブルでの接続については、HDDとM/Bを接続したケーブルの間にコネクタが余っていたのでそれを使用しました。
1) FDDは、ケースの3.5インチベイにケースのフロントに合わせて取り付ける。
2) FDDの電源は、4ピンでも小さなサイズのもので、ツメがかみ合う方向で差し込みます。
3) FDDケーブルは、IDE用よりも幅が狭く、途中部分的にねじれている。ねじれている方をFDDドライブの方へ、反対側をM/Bのコネクタへ差す。ケーブルは端の赤い方をFDDドライブ側の1番ピンの方に合わせて差し込みます。
*参 考
ケースの3.5インチベイは取り外して、HDDやFDDを前後にスライド出来るように仮留めしてケースに取り付けると作業し易い。
ケースと各ドライブとの電源接続 M/Bと各ドライブとのケーブル接続
1) M/Bの黒くて長いのがISAスロット、茶色がAGPスロット、白色がPCIスロットです。
今回はPCIにビデオカードとサウンドカードを差し込んだ。
2) カードのエッジをスロットにあてがい垂直にしてまっすぐ差しこむのだが、片方の端を入れてもう一方の端を入れていくのがコツです。
3) 差しこんだカードのバックパネルのタブをケースにしっかりネジ留めして固定します。
4) サウンドカード上の「CD AUDIO」と書かれたピンに、CD-ROMドライブからのオーディオケーブルをつなげる。
1) マウスとキーボードをM/Bに接続する。
1) ビデオカードのコネクタとモニターをケーブルでつなぐ。
1) 電源を入れる前に、背面の電圧設定を115Vにする。
2) 電源を入れたら、ビープ音がなって画面にCPUとクロックが表示される。
3) AWARD BIOSの場合、初期画面で「Del」キーを押すとBIOSのメニューで「HDD AUTO DETECT」を実行し適正な容量が返ってくればHDDはOKです。
*参考ートラブルの原因
1) 電源が入らない・・・・・電源スイッチのジャンパをチェック
2) 電源が入るが、ビープ音が鳴らない・・・・・CPUをチェック
3) ビープ音は鳴るが、画面に映らない・・・・・メモリカードかビデオカードをチェック など。
*AWARD BIOSの設定について
後からでもBIOSの設定は変更できます。パソコンの電源を入れると同時に「Del」キーを押すとBIOSのメニュー画面が表示されますので、個々の設定を確認または変更できます。私の場合は、何時間かすると自動で再起動されるように設定されておりましたので、それを無効にしました。BIOSの設定については、項目が沢山あるのでここでは省略します。
1) ケーブルをはさまないように注意して、開けたときと反対の手順でケースを閉めます。
1) スピーカーのコードをサウンドカードの出力側に差し込みます。