厳島神社

宮島　厳島神社

ITSUKUSHIMA SHRINE
IN MIYAJIMA

大鳥居　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　厳島神社　　　　　　　　　　　　　　　　　　　厳島神社　参拝入口　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　概要と感想　

　安芸の宮島は、陸前の松島や丹後の天橋立とその景観の美しさから日本三景とされ、１９９６年１２月には世界文化遺産に登録されました。世界文化遺産として登録された区域は、厳島神社を中心として厳島全島の約１４％の範囲であります。このなかに史跡・神社・寺・文化財・資料館・公園などがありますから、歴史や自然とふれあって心も身体もリフレッシュするにはとても善い所かもしれません。
　宮島は瀬戸内海のなかに浮かぶ島なのですが、台風の通り道にもなっており度々災害にあっております。今回も厳島神社の屋根の修復工事の途中でありました。厳島神社には何度か訪れたことがありますが、その度に右上写真の入口まで来ると厳かな気持ちになるのです。この朱塗りの柱などに特別な力があるのではないかと思うほどに、自分の心が厳かにそして別の世界に引き込まれそうになるようなのです。不思議と気が引き締まる気持ちになるのです。皆さんも一度参拝してみてはいかがでしょうか。
　海のなかに浮かぶ大鳥居を写真などでよく見かけます。以前訪れた折には花嫁が小船で船頭さんとともに大鳥居をくぐって神社に向かって来る姿を見かけたことがあります。大鳥居は宮島のシンボルであり素敵な役割を果たしているようです。今回の発見というか良かったのは、千畳閣辺りの浜よりに石の階段があり中段左写真のように大鳥居の近くまで歩いて行けることを知ったことです（階段だけでスロープは未確認）。時間によって大鳥居といろんな接し方ができるのです。満ち潮・引き潮で当たり前と言ってしまえばそうなのですが、限られた時間のなかで過ごすとなると行くたびに違った顔を見せられると、また楽しいものなんですよ。
　中段右写真は、商店街から五重塔を写したものなのですが、連れの者が京都の雰囲気と似ていてとてもいいからというので写しました。さて、皆さんはどのように感じておられますか。
　厳島神社内での車椅子の移動について、参拝入口や出口辺りは下段写真のようにスロープになっておりますが、左上写真の板場のところに行くには約２０ｃｍ強の段が一段あります。不便を感じ介助が必要と感じるのはこの一ヶ所だけでした。
　厳島神社内では身障者用トイレは見当たらなかった。