A、ふれとぴあ橋 | B、海峡 | C、通路 | D、休憩場所 |
土庄港ターミナルに世界一狭い土渕海峡(どぶちかいきょう)のパンフレットがあった。「海峡?」、海峡と言えばイベリア半島とアフリカ北端との間のジブラルタル海峡が頭に浮かぶ。第二次世界大戦時にドイツの潜水艦が母国に帰るためにこのジブラルタル海峡を通るわけですが、連合国側との攻防を描いた映画などを思い出しました。ですからよけいに小豆島に海峡があるということがイメージできなかった。帰ってから辞書(大辞林)を見ますと、海峡とは両側から陸地にはさまれ、二つの海をつなぐせまい海ということでした。なるほど瀬戸内海において小豆島本島と前島の間にあるから海峡だったんですね。この土渕海峡は、全長2500メートル、海峡幅が一番狭いところは9.93メートルでありますが、世界一狭い海峡としてギネスブックに認定されているとのことです。
左上写真Aは土渕海峡にかかっている「ふれとぴあ橋」であります。他に海峡幅が一番狭い「永代橋」と「オリーブ橋」の3つの橋がこの海峡にかかっているようです。中央上写真Bは海峡ですが、見た目は川又は水路にしか見えませんがね。物事、見た目だけで判断してはいけないのですね。
中央上写真Cのように、海峡と平行に通路が両側にあります。右上写真Dは通路の途中にあった休憩場所であります。
この土渕海峡の横にあります土庄町役場では、横断証明書(100円)を発行しているとのことです。
世界一狭い海峡がこんなに身近なところにあったとは、日本という国はほんに奥が深いと感じてしまう。己の知識不足を恥じるとともに、だから人生は面白いと思ってしまうのです。
住 所 : 香川県小豆郡(しょうずぐん)土庄町(とのしょうちょう)渕崎甲559番地2
電 話 : 0879-62-7000
FAX : 0879-62-4000
URL : http://www.town.tonosho.kagawa.jp/
交 通 : 土庄港より徒歩約20分。
平成20年11月中旬 現在