A、御影堂と廊下 | B、御影堂とスロープ | C、御影堂内と廊下 | D、白洲休憩テント |
左上写真Aの「御影堂(みかげどう)」は、平成11年1月16日の起工式から10年にわたり約200年ぶりの大修復であります。文化財保存修理の専門家によって「本願寺御影堂」の平成大修復工事が完遂したわけです。
世界遺産であり重要文化財である「本願寺御影堂」の平成大修復工事の修復の様子がテレビで放映されました。「御影堂」を拝見しながら、外観の壮大さや屋根の美しい曲線美の内側に小屋組内の梁や桁の取替え、彩色工事や建具工事など、素晴らしい匠達の技や情熱を思いだすと胸が熱くなってきます。
中央上写真Bは、御影堂の廊下側を拡大したものです。写真のように、こちらにもスロープが設置されていましたが、訪問した日は通行止めになっていて通行できませんでした。
「阿弥陀堂(総御堂)」側にあるエレベーターを使用して、「阿弥陀堂」の廊下そして阿弥陀堂と御影堂を結ぶ渡り廊下を通って、中央上写真Cの御影堂内の椅子席まで車いすで入って来ることができました。出入口にスロープがあったり椅子席のスペースがあるのも、高齢者や車いす利用者に対しての気遣いと感じました。
右上写真Dは、「御影堂」の前に設置されていました「白洲休憩テント」であります。運良く「宗祖降誕会」の日でテント内では、一話約15分ぐらいでお坊さんのお話があり、リレー形式で「白洲布教」が実施されていました。ちょうど郷里のお坊さんがお話をされていまして、これも何かの縁かなと拝聴しました。
去る平成21年4月1日に、宗祖親鸞聖人の御影である御真影(ごしんねい)様が10年ぶりに御影堂へお戻りになられ、平成23年には親鸞聖人七百五十回大遠忌法要を控えておりますが、本年の本願寺の法要行事日程も決まっているようです。詳細は下記の西本願寺のHPにアクセス願います。
和風の歴史的伝統的建物に、景観を崩さずにバリアフリーの設備を取り入れるというのは本当に難しいことだと思いますが、最近は積極的にバリアフリーということを考慮してくれていると感じております。本当に有り難いことです。
西本願寺の阿弥陀堂(総御堂)のページも参考にしてください。
住 所 : 京都市下京区堀川通花屋町下ル 浄土真宗本願寺派 本願寺
電 話 : 075-371-5181
FAX : 075-371-7601
URL : http://www.hongwanji.or.jp/
バリアフリーな京都の観光名所:http://www.sennin.com/sennin/WCkyoto01.html
開門 : 5:30 〜 閉門 : 5:30
駐車場 : あり
交 通 : 車では、名神高速「京都南IC」より約15分、国道1号線で京都市内へ堀川通り沿いにあり。
JR「京都駅」下車車いすで約18分
平成21年 5月 下旬 現在
E、御影堂のスロープがない | F、親鸞聖人750回法要 |
本日、西本願寺を訪れましたら、左上写真Eのように中央上写真Bのスロープがありませんでした。左上写真Eのようにカラーコーンなどがあり、御影堂の前の広場を整備しておりました。
右上写真Fは、親鸞聖人の750回法要までのカウントダウンの看板であります。阿弥陀堂門の側にありました。
平成22年 3月 下旬 現在