A、二階建てバス外観 | B、昇降台組立操作 | C、昇降台乗り口 | D、収納 |
一般的に、車いすで乗車可能のバスと言いましても、乗降口に段差があり介助者が必要になってきます。単独で気軽にバスを利用できるような環境が整っているバスがあったらいいな等と頭の片隅でいつも思っていました。
この観光バスは、博多市役所の1階フロアの玄関近くに、乗車券カウンターがあります。
たまたま市役所に用事があり、観光バスの受付を通りかかった際に車いすでも乗車できるかどうか問い合わせてみましたら、乗車可能ということと席に空きがあるということで、どのように乗降するのか、乗車スペースはどのようになっているのか、興味津々でトライしてみることにしました。
市内観光・二階建てオープンバスでは、大まかに日中は「シーサイドももちコース」と「博多街なかコース」があり、夜には「福岡きらめき夜景コース」の3つのコースがあり、今回は「福岡きらめき夜景コース」で観光を楽しみました。
福岡市役所前から乗車することとなります。
さて、左上写真Aは、博多市役所前が乗り場になっております観光バスの概観であります。2階建てで、2階は屋根がなくオープンになっているのが分かると思います。4月下旬の日中路上は案外暑いのですが、午後6時を過ぎ陽が暮れてきて、その上風が当たりますとシャツにサマーセーターだけではだんだんと寒さを感じましたので、薄いウインドブレーカーがあればと思いました。
中央上写真Bは、バスの運転手が昇降台の組立をしているところです。昇降台の上下可動は電動ですが、手すり等の組立は手動のようです。
中央上写真Cは、昇降台の設置と短いスロープの取り付けを終え、後は車いすが乗り込むのみとなりました。バスでこんなに素晴らしい乗降台を見たのは初めてだったので感激しました。
右上写真Dは、バスの席から撮影したもので、昇降台の手すりがたたまれた状態でバスの収納口から外に引き出されたところであります。この昇降台だけ見ても、バス会社の技術の導入の早さから、博多(福岡)というところは日本の最先端の文化や技術を牽引して行こうという雰囲気を感じます。
左下写真Eで、二階建てでオープンなので、信号機や標識との距離がほんとに近く感じました。
中央下写真Fは、福岡の「夕焼け」であります。
中央下写真Gは、ヒルトン福岡シーホークですが、見事に概観の形が舟形のようになっていました。
左下写真Hだけを見ると、よく見かける建物という印象ですが、バスで周囲をまわると違った景色が観えて新たな発見があったりします\(^o^)/
「福岡きらめき夜景コース」では、中州・櫛田神社・東長寺・博多駅・住吉神社・ヒルトン福岡シーホーク・福岡ヤフオクドーム・福岡ドーム等がバスから観られるようです。二階建ての観光バスに車いすで乗車できる上に、オープンバスで博多の夜景を堪能することができました\(^o^)/
初めての福岡観光では、大まかな観光名所とか位置関係を把握するためにも、ぜひこの二階建てオープンバスに乗ってみてください。
福岡市役所内乗車券カウンター(乗車券の購入場所)
住 所 : 福岡県福岡市中央区天神1−8−1
URL : http://fukuokaopentopbus.jp/
カウンター営業時間 : 午前 9時 〜 午後 8時
電 話 : 0120-489-939 (PHS・IP電話からは: 092-734-2727 )
受付時間 : 8:00 〜 19:00 (電話での予約及び予約の変更は前日までです)
E、看板・標識 | F、夕焼け | G、ヒルトン福岡シーホーク | H、ヒルトン福岡シーホーク |
平成27年 4月下旬 現在
ダイワロイネットホテル博多祇園 / 櫛田神社 / 観光バス(福岡きらめき夜景コース)