@車いす利用者と介助者の信頼関係が大切です。
Aスロープや段差などの状態を予測し、お互いがそれを共有することが大切ですので、介助者は進む先の状態やその後の動作を知らせて、車いす利用者に精神的な準備をしてもらうようにしてください。
一般的に道は水はけをよくするため中央が盛り 上がっているので、道の端はスロープ状になって います。 1)車いすが斜めになるので、利用者の体幹(上半 身が斜めに倒れがちになる)に注意する 2)緩やかではありますが、低い方へ車いすが流れ て行きますので、車いすを押す時には、低い方の 手により力を加えてバランスよく押してあげてくだ さい。 |
4、歩車道境界部の段差
1)車道部の横断歩道から歩道部の境界には約 1cmの段差があります。 ※勢いをつけて進むと、キャスターで止まってし まい、利用者が前に飛び出てしまうので危険で あります。 ※時間に余裕をもって車いすを押してください。 2)段差に対して車いすを垂直にアプローチする (斜めにアプローチすると、車いすが斜めにな り体幹が不安定になりやすい。) |
※視覚障がい者が利用する白杖で、車道と歩道の境界部が分かりやすいように1cmの
段差を設けています。(岡山県福祉のまちづくり条例 施設整備マニュアルより)
5、雑踏(人込み)にて
1)介助者が車いすのステップが見えていない場合、 近づき過ぎると前の人の足首に当たる恐れがある ※前の人の足首が見えるぐらいに離れた方が良い 2)子供は急に方向を変えて向かってくる場合がある ので、前の人と距離をおいて進むようにする。 |
1、車いすのたたみ方 2、車いすの組み立て方 3、 道 4、歩車道境界部の段差
5、雑踏(人込み)にて 6、ゆるやかな坂道(上り・下り) 7、急勾配のスロープ(上り)
8、急勾配のスロープ(下り) 9、キャスター(小車輪)上げ 10、段差(上り) 11、段差(下り)
12、 砂利道 13、 狭い場所(席)への移動 14、移動の仕方