外観 華風館2401号室 地下1階へのスロープ
磐梯熱海温泉のなかにこの華の湯はあります。日本国中いたるところに同名の地名がありますが、統治者の育った地名や以前統治していた地名などを偲んで名前が付けられることが多い。ここの熱海の地名の由来も、鎌倉時代に遡って統治者が伊東市の出身であったことから来ているらしい。
左上写真の外観からは少し分かりにくいかもしれませんが、華の湯は中央玄関に向って左側が「松風館」、右側が「華風館」のツインタワーになっており、中央上写真のバリアフリールームは「華風館」の4階にあります。皆さん疲れを癒しに湯治場として利用される人が多いと推測されますが、ホテルの周りは緑がいっぱいでロビーから見える庭園も気持ちを穏やかにさせてくれます。展望ひのき大浴場や露店風呂などからの眺望も素晴らしいらしい。パーティールームやカラオケルームそしてショークラブもあり楽しめるようです。高齢者や身体の機能に自信がない人のために館内はフラット又は右上写真のようにスロープがありました。朝食はこのスロープを降りて地下1階でバイキングスタイルとなっていましたが、係りの人が私の欲しい食べ物を取って席まで運んでくれました。和風の部分と洋風の部分をうまく組み合わせた宿泊施設となっているように感じました。
この華の湯はあらかじめ連絡しておけば磐梯熱海駅から送迎してくれるようです。但し、通常はマイクロバスですので、車椅子利用者には乗降しにくいのですが、自分の身体の状態と駅にいつ頃到着するかをあらかじめ早目に告げておけば、バンタイプの車を手配してくれるようです。
さて、「華風館」2401のバリアフリールームですが、入口は開き戸で重く一人だけでは少し苦労するかもしれません。室内は広く居心地は良かった。浴室入口に短目のスロープがあり、左下写真は便器と手すりで、中央下写真は浴槽である。この浴室もゆったりしていて広い。但し、一人で宿泊するならば、シャワーホースの長さが洗い場の椅子までギリギリなので、椅子があったほうがやり易いでしょう。ホテルに問い合わせてみてください。
最後に、「華風館」1階には「風太郎」という居酒屋があり地酒が飲めます。メニューにラーメンもありますので、少しお腹がすいたときにでも利用してください。
右下写真は、朝食を食べに地下1階までスロープで降りるのですが、その途中にある身障者用トイレです。
住 所 : 福島県郡山市熱海町熱海5丁目8−60
電 話 : 024-984-2222
FAX : 024-984-2408
URL : http://www.naf.co.jp/hananoyu/
交 通 : JR郡山駅から磐越西線に乗り換え磐梯熱海駅まで快速で約15分、磐梯熱海駅からタクシーで約3分。
身障者用トイレ: 華風館、中地下1階にあり。
駐車場 : スペースあり。
2401号室のトイレと浴槽 中地下1階のトイレ
平成14年 6月現在