A、銀座方面へ | B、浅草方面へ | C、浅草方面へ |
今回、JR山手線の御徒町駅周辺にある銀座線(東京メトロ)と大江戸線(都営地下鉄)を利用してみました。左上写真Aは、デパートの松坂屋に隣接して設置してある銀座線(東京メトロ)の「上野広小路駅」のエレベーターであります。車いす利用者が銀座方面へ銀座線で行く場合は、このエレベーターを利用すると良い。
また、銀座方面から銀座線で「上野広小路駅」で降りますと、右上写真Cのエスカレーターに駅員に案内されて中央上写真Bに出てきます。前方に鈴本演芸場が見えます。浅草方面に行きたい場合は下記の電話番号に連絡して駅員さんに来てもらうとこととなるようです。行き先方面によって入り口が違いますので、車いす利用者は気をつけなくてはならない。
バリアフリー新法では、一日あたりの平均利用者数が5000人以上の駅を目安として優先的にバリアフリー化をしていっているようです。交通バリアフリー法(現バリアフリー新法のなかに含む)が2000年施行ですから、この数年間で本当に旅客施設が整備されつつあるなと実感しています。
右上写真Cのエスカレーターは、ブルーの部分が平らになりその上に車いすが乗るタイプでであります。駅員さんがエスカレーターの操作と見守りをしてくれるので安心して利用できます。下記の上野広小路駅のページで、バリアフリー情報や駅構内案内図がありますので、訪問する前にご確認ください。
住 所 : 東京都台東区上野3−29−3
電 話 : 03-3831-2512(駅長事務室)
URL(東京メトロ) : http://www.tokyometro.jp/index.html
上野広小路駅: http://www.tokyometro.jp/rosen/eki/ueno-hirokoji/index.html
駅構内案内図: http://www.tokyometro.jp/rosen/eki/ueno-hirokoji/map_rittai_1.html
D、南海東京ビルディング入口 | E、駅への通路 | F、スロープ | G、歌舞伎座 |
日比谷線の東銀座駅を車いすで利用する時に、1階の出入り口は左上写真Aの南海東京ビルディングを利用させてもらうことになっています。ですから、会社が終業しますと利用できなくなるらしい。左上写真Aの南海東京ビルディングを入って行きますと、すぐにゆるやかな勾配のスロープになっております。改札口に行くまでの通路に中央上写真Eのように段差がありますので、下記の駅長事務室に連絡して駅員さんに来てもらうと良いでしょう。中央上写真Fは、電車とホームの間に隙間があり危険なのでスロープを置いてくれたところです。時間に余裕を持って出かければ、心地よく乗降でき目的地に移動ができると思います。
下記の東銀座駅のページで、バリアフリー情報や駅構内案内図がありますので訪問する前にご確認ください。
右上写真Gは、南海東京ビルディングのななめ向かいに位置している「歌舞伎座」であります。
住 所 : 東京都中央区銀座4−12−15先
電 話 : 03-3542-0618(駅長事務室)
URL(東京メトロ) : http://www.tokyometro.jp/index.html
東銀座駅: http://www.tokyometro.jp/rosen/eki/higashi-ginza/index.html
駅構内案内図: http://www.tokyometro.jp/rosen/eki/higashi-ginza/map_rittai_1.html
H、銀座三越地下出入口 |
25年以上も前の話ですが、車いす利用者となって初めて銀座駅を訪問したことがあります。バリアフリーという言葉もまだまだ知られていませんし、どの駅の駅員さんも車いす利用者に対してどのように対応したら良いか分からないような頃だったと思います。私は幸運なことに、大学のボランティア部に所属していた友人がいましたので、銀座に行きたいのだが連れて行ってくれるかと打診したら、簡単に「いいよ」ということで銀座に行ったことがあります。
当日、後輩を一人連れて来て介助者は2人になったわけですが、その当時は国鉄(現JR)も地下鉄もエレベーターやエスカレーターはなく階段ですので、本当に大丈夫かと不安でありましたが、2人とも大丈夫だと言いきりますので、あまり深く考えないで身を任せることにしました。国鉄の階段自体は幅が広く「け上げ」も地下鉄の階段よりも高くないのでまだ良かったのですが、銀座駅の地上に出るための階段は幅が狭く「け上げが」高いので大変な労力を要したと思います。我々が地上に出るまで、階段の下で皆さんが待っていてくれたのを覚えております。今考えると介助をする技術の質が大変高かったと、今更ながら驚きと感謝の気持ちがわいて来ます。
それから、何せ階段の幅が狭いものですから、皆さんが我々に遠慮して階段の通路を利用しないで見守っていてくれていました。何の文句も出ず、先を急ぐからといって我々を追い越して行く方もいなかった。それだけ皆さんの心に余裕があったのでしょうかね。感謝。
さて、今回は一人で銀座駅にやって来ました。駅のバリアフリー情報や駅構内案内図を見るとバリアフリーについては十分ではないが、何と言っても銀座は大都会の中心でありますから25年以上前のようなことはないだろうと想像しました。銀座駅ではエレベーターの設置は少ないようです。数十年前からある古い駅なので、なかなかエレベーターを設置する場所がとれないようです。
しかしながら、エスカレーターがあり駅員さんが付いてくれて案内してくれますので心配することはないと思います。一人で地下鉄に乗っても移動できるのですから、こんな嬉しいことはありません\(^o^)/
上写真Hは、銀座三越地下1階の出入口を出たところにある階段であります。出入口の外で下記の電話番号に連絡しようかどうしようか迷っていたのですが、三越の店員さんが気が付いてくれて声を掛けてくれました。まもなく4人で階段を下ろしてくれました。いつも三越の店員さん達が、この階段を上げ下げしてくれるものと思っていいものかどうか分かりませんが。感謝。
設備整備が不十分であっても、大きな駅ではさほど困ることはないと思いますし、改札口までたどり着ければ何とかなるものだと思いました。但し、混雑した時間帯や駅員の勤務状況によっては人数が足りなくてすぐに対応できない場合があることも頭に入れておかなければならないでしょう。
前もって連絡することができたら相互に予定を立てやすいと思います。
住 所 : 東京都中央区銀座4-1-2
電 話 : 03-3561-4478
URL : http://www.tokyometro.jp/index.html
銀座駅: http://www.tokyometro.jp/rosen/eki/ginza/index.html
駅構内案内図: http://www.tokyometro.jp/rosen/eki/ginza/map_rittai_1.html
I、牛込神楽坂駅地下 | J、牛込神楽坂駅ホーム | K、上野御徒町駅地上出入口 |
約30年前に私の住んでいた近くに地下鉄の駅ができるということで、用地に囲いをしてあったような気がします。それが大江戸線という名になったということを知り、住んでいた建物やあの近辺が懐かしく感じたりしました。
駅の入口他用地の確保から電車を走らせるまでには随分と年数がかかるものなんですね。ですから、それ以前からある地下鉄の駅について、バリアフリーにしようと思ってもなかなか思うように行かない場合があることも分かるような気がします。
さて、この大江戸線については、それでも「ハートビル法(1994年)」(現バリアフリー新法)が施行されていましたから、その流れをくみとって駅の各設備について最初から計画又は変更可能であったと想像しております。現時点では、国内で最もバリアフリー設備が充実した地下鉄路線の一つではないかと思っております。下記のバリアフリー情報からバリアフリー設備一覧のページを見ても、すべての駅にエレベーターかエスカレーターが設置してあり多目的トイレもあるようです。
左上写真Iは、牛込神楽坂駅で地上から地下に下りてきた時のエレベーターであります。中央上写真Jは、ホームに設置してあるエレベーターであります。右上写真Kは、両国方面行きから降りて上野御徒町駅で地上に出てきたところのエレベーターと階段であります。
車いす利用者が交通機関を利用する際に、どの駅でも乗降が可能であれば安心して利用できます。電話連絡して駅員さんに地上出入り口まで来てもらうとか段差があるところまで来てもらう必要もないわけです。バリアがなく自由に移動できるというのは、本当に素晴らしいことであります\(^o^)/
住 所 : 東京都新宿区 箪笥町15
電 話 : 03-5228-5318
URL : http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/subway/index.html
牛込神楽坂駅: http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/subway/stations/ushigome-kagurazaka/e05.htmlバリアフリー情報: http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/subway/kanren/barrierfree.html
住 所 : 東京都台東区上野5−26−6
電 話 : 03-3836-6485
FAX : 03-3834-6486
URL : http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/subway/index.html
バリアフリー情報: http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/subway/kanren/barrierfree.html
上野御徒町駅: http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/subway/stations/ueno-okachimachi/e09.html
平成20年10月 上旬 現在