鈴本演芸場

SUZUMOTO HALL

 

A、鈴本演芸場 B、仲町通り

 概要と感想 

 左上写真Aの上野「鈴本演芸場」が、JR上野駅とJR御徒町駅の間にあることを今回の旅で知った。落語や漫才は子供の頃からテレビで慣れ親しんでいる?ので、大阪の「なんばグランド花月」やコンサート・ホールでの寄席には何回か行ったことがあります。しかしながら、なぜか都内の演芸場はこれが初めてである。車いす利用者になる前はいろんな意味で余裕がなく、後では車いすで入れないと思い込んでいたせいかもしれない。下記HPの座席表を見て、最前列の座席に車いすから移乗できるのではないかと思いました。演芸場に電話で問い合わせてみましたら、座席までは車いすで移動可能ですが、トイレについては利用できそうにないことを話してくれた。
 実際に訪問してみて、最前列の座席の前にスペースの余裕があったので移乗しやすかった。移乗した後の車いすは外に置いていてくれます。通常興行では全席自由席ですが、特別興行では全座席指定ですので、訪問の前に確認しておいた方が良いでしょう。

 さて、昼の部は12時開場で、チケットも12時からの販売です。開演は12時30分からなのですが、12時15分頃から前座の方の落語が始まりました。売店で買った弁当を食べ終わったところだったのですが、始まりは意外と早いんですね(^_^)
 落語で噺の内容は聞いたことがあるものがいくつかありましたが、噺家さんによってお話の味が変わってくるから面白い。艶っぽい方や個性的な方がいて、また違った魅力が「噺」に出てくるものだと思ったものです。テレビに出演している落語家の方はそれとして、テレビとは関係なく落語家の世界の層の厚さを感じてしまう。やはり、生で感じられる空間、演芸場はいいものです(^_^)

 また、落語と落語の間に、マジックや漫才や曲芸などが入りますので飽きないのです。私の知らなかった魅力的な落語家さんや芸人さん達がまだまだいるものだと感じたものです。

 また機会をつくって演芸場に行ってみたいと思います。

 車いすでの利用について、玄関そばのチケット売り場でチケットを自分で購入して、最前列の座席まではエレベーターを利用して係りの方が案内してくれると思います。
 但し、車いす用のトイレはありません。一般用のトイレにも車いすで行くことはできないようです。 

 鈴本演芸場

住 所 : 東京都台東区上野2−7ー12 

電 話 : 03-3834-5906

FAX : 03-3834-5909

URL :  http://www.rakugo.or.jp/

昼の部 開場:12時00分 開演:12時30分 終演:16時30分  / 夜の部 開場:17時00分 開演:17時20分 終演:20時40分 

交通 : JR御徒町駅北口より徒歩約5分 

駐車場 : 不明。

身障者用トイレ: なし。

平成20年10月 上旬 現在 

 

東京の地下鉄 / JR山手線 

鈴本演芸場 / ホテル パークサイド 

 

関東編

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