ダイワロイネットホテル博多祇園

Diwa Roynet Hotel
HAKATA-GION


Ａ、外観	Ｂ、玄関と駐車場入口	Ｃ、ベッド周り	Ｄ、デスク周り

　概要と感想　

　この「ダイワロイネットホテル博多祇園」は、地下鉄空港線でJR博多駅から一つ目の「祇園駅」で下車、車いす利用者は６番出入口でエレベーターに乗って地上へ、国体道路沿いにあります。「祇園駅」から約１分と近い。
　徒歩では、JR博多駅から大博通りを地下鉄「祇園駅」の方へ進み、祇園町交差点を国体道路に入りその道路沿いにあります。徒歩で、約１０分ぐらいだと思います。

　この「ダイワロイネットホテル博多祇園」は、最寄の祇園駅から近いですし、徒歩で散策できる距離に、博多祇園山笠祭りの櫛田神社や、うどん・蕎麦・饅頭の発祥の地碑がある承天寺、ふるさと館その他にも博多の歴史に触れたり学ぶことができる絶好の場所だと思います。

　また、地下鉄空港線で「祇園駅」から二つ目の「天神町駅」まで数分ですが、博多で有名な中州（屋台・飲食店街）を横切り天神中央公園・福岡市役所を過ぎると、すぐそこは博多で一番と思われる天神駅周辺の繁華街でありますので徒歩の方が楽しいかもしれません。段差が少なくスロープにしてくれているので、車いすでもスムーズに進んで行くことができました。

　さて、左上写真Ａは、国体道路沿いにあります「ダイワロイネットホテル博多祇園」の外観であります。ちょうど道路案内標識にかかっている建物であります。
　中央上写真Ｂは、ホテルの玄関ですが、右側の通路が立体駐車場への進入口になっています。
　右下写真Hは、ホテルの玄関周りですが、写真左側にホテル１階「やよい軒」というレストランがありました。外からもホテル内からも入れるようになっています。

　中央上写真Ｃは、２０７号室のベッド周りですが、ベッドとベッドの間に車いすが入ってゆけるスペースがあります。
　右上写真Ｄは、デスク周りとその手前に白色の加湿空気清浄機が見えております。ベッドとデスクの間もスペースがあり車いすで動き易くなっています。

　左下写真Ｅは、便器・洗面器・浴槽の配置であります。入口の敷居レール高が若干ありますが、三枚戸で車いすで出入りがし易い有効幅員がありました。中央に車いすが回転できるスペースがあるのが分かると思います。

　中央下写真Ｆは、浴槽周りの様子ですが、浴槽の上に移乗用のバスボードがセッティングされていました。手すりが手前にありますので、立位で浴槽をまたぐ時にこの手すりを使用するのではないかと想像しています。
　私の場合は、、手すりを壁際にした方が車いすからバスボードへ移乗し易いので、バスボードの向きを変えました。中央下写真Ｆでは分かり辛いかと思いますが、浴槽の右側葉入口の壁に縦手すりがあります。奥の壁側にはＬ字型手すりが見えております。

　中央下写真Ｇは、便器周りの様子です。便器の壁側にはＬ字型手すりがあり、壁と反対側には「上下可動式の手すり」が設置しておりました。

　左下写真Ｈの洗面台の下は、車いす利用者の脚を奥まで入れられるようになっています。

　この２０７号室は、廊下から、浴室前のスペースやベッド周りのスペースも充分とってありますので車いすで動作しやすいと思います。
　最寄の駅に近く、様々な旅のプランをたて易いホテルだと思います。