A、紫禁城 | B、江戸城 | C、黒船来航 | D、小氷像(白鳥) |
「第54回さっぽろ雪まつり」の会場は、平成15年2月5日(水)から2月11日(火)まで、「大通会場」・「すすきの会場」・「真駒内会場」の三ヵ所の会場で開催されました。このページでは「大通会場」を紹介したいと思います。
地下鉄南北線「大通駅」にあるエレベーターで地上に出ると、そこは札幌駅からのメイン通りに面していて大通公園ととちょうど交差した地点に出てきます。「大通会場」というのは、「大通公園」が会場となっています。午前中のわりと早い時間に訪れたのですが、さすがに有名な札幌の雪まつりだけのことはあり大勢の人でなかなか前に進めません。通行の流れをよくするために、この会場では一方通行となっていましたが、自操式車椅子ではとても雪の上を走れるものではありません。あらかじめ電話で問い合わせてみましたら、案内所にて雪上用の車椅子を貸出しているということでしたので、案内所がある6丁目までウイリー状態(車椅子のキャスターを上げたまま、後輪だけで走らせる)で進むのですが、これがなかなかなか介助者の力とテクニックがいるのです。車椅子で雪の上を進むというのは大変困難を要することなんですよ。
さて、6丁目の会場には、「臨時観光案内所」・「警察本部」・「救急センター」・「臨時郵便局」・「記念品コーナー」などとともに車椅子の貸出し等をする「福祉ボランティアハウス」がありました。ここで左下写真Eの雪上用の車椅子を借りました。写真Eのように鉄板の上に自操式車椅子を固定してあって、その下に左右にキャタピラが付いているというものでした。自分の自操式車椅子から、この雪上用の車椅子に移乗するようになります。ボランティアの女性二人とパートナーの三人で押してくれましたが、なかなか重労働のようで、車椅子に乗っているsenninさんは何だか申し訳ないような心持になるのです。「福祉ボランティアハウス」で知り合ったお二人の女性とパートナーには本当にお疲れさまでしたと言いたい。感謝。
そういう気持ちを察したように、中央写真F,Gのように一人で走行できるような「雪上用電動車椅子」のデモンストレーションをやっておりました。写真Gはアップにした「雪上用電動車椅子」ですが、ハンドルは取り外し可能です。充電時間の長い割に、走行時間が少し短いように感じましたので、senninさんが乗ってしまうとデモンストレーションに支障があるのではないかと思い、今回は借りるのを諦めました。もっと走行時間の長い「雪上用電動車椅子」が開発されるのも間近ではないかと想像したりしています。
さて、今年の大雪像についてですが、7丁目にある上写真Aは中国の「故宮博物館(紫禁城)」、8丁目の写真Bは「江戸城」、10丁目の写真Cは「黒船来航」(ペリー提督と黒船)であります。毎年テレビのニュースで大雪像をほんの数秒見ていましたが、いつかは実際にそばで見てみたいと思っていましたので、会場で鑑賞できたことに感慨深いものがありました。他にもお子さんが喜びそうなアニメのキャラクターの中・小雪像、すべり台、2丁目には氷の広場があり右上写真Dのような「白鳥」の小氷像がありました。
右下写真Hは喫煙ボックスで、5丁目から10丁目の間にあったように思います。
この日は雪国とは思えないほど天候が良く暖かい日でしたので、雪が少しづつとけて行く様子が間じかで見られましたが、雪まつりの時期に、暖かいというのも困りもんですね。
会場は一面雪ですが、道路を横断するとき車道には雪がなく、車道と歩道との境目には段差があります。
会場を訪れる方はくれぐれも転倒しないように気をつけてお楽しみください。
住 所 : 札幌市中央区北1条西2丁目
電 話 : 011-211-2936
FAX : 011-218-5181
URL : http://www.city.sapporo.jp/city/
E、雪上用車椅子 | F、雪上用電動車椅子 | G、雪上用車椅子 | H、喫煙場所 |
平成15年 2月上旬現在
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