金浦空港到着ロビー 1Fエレベーター脇にある身障者用トイレ(自動ドア)
飛行機に乗りこむ時は一番乗りでありましたが、降りる時は一番最後であります。皆さんの降りる後姿を見ながらあるいは外に書いてある意味が分からないハングル文字を見渡しながらこれからの旅が事故もなく楽しくなるように祈っておりました。
さて、車椅子なので皆さんと違う通路を通るため空港職員が案内に付いてくれました。関所(税関)も幅が広めの出口で一列に並んで順番を待つこともなくエレベーターを利用しましたので速かったのですが、荷物の受け取りに随分時間がかかってしまったような気がします。何はともあれ無事韓国に入国しました。
ホテルへの送迎のみ特別に専用車を頼みました。ホテルの送迎には普通小型のバスあるいはワンボックスカーなどで相乗りするらしいのですが、私は乗降に時間がかかりますので他の旅行者との摩擦を避けるため専用車にしたのです。ワンボックスカーはステップの位置が高いため普通乗用車にして欲しいと頼んでおいたのですが、迎えにきた車はワンボックスカーでした。
話しは戻りますが、ゲイトを出ますとそれぞれの旅行のパック名を書いた旗を胸の前に広げて数十名が待ちかまえておりました。見渡したけれど私のパック名は見つからないのでとりあえず両替をしようと両替所の方に向かっていましたらガイドと思われる方が話しかけて来ました。それもそのはず車椅子に乗っていれば目立ちますもんね。(^o^)
両替を終えて車の方に行きましたら、女性のガイドさんと男の運転手さんの二人で迎えに来てくれたことが分かりまずはご挨拶。
さて、車に乗りこむのにどうしたら良いか迷っていたら、運転手さんがジェスチャーでやり方を指示しますのでそのとおり身体をまかせました。ガイドさんは日本語と英語が話せるようでしたが、運転手さんは韓国語のみのようでした。運転手さんは無口ですが、日本語が話せないのでは無口にもなりますが、とても気の優しい人でこちらが望むことをできるだけかなえてやろうという思いやりを感じました。
ホテルのチェックインの時間までにはまだ時間があります。ここはお決まりの免税店及び土産物店でしょう。べつにガイドに誘われたわけでもなく、こちらから秘密の場所があったら連れて行って欲しいと言い出したのです。どのようなところかすごく興味がありましたからね。着いた所は一見普通の土産物屋なのですが、ず、ずっと奥の方はその類の物が置いてあるらしい。しかしながら、階段なので半ばあきらめかけていたら、運転手さんが店員に話しかけながら何やらジェスチャーで私にも話しかけるのです。結局背負ってもらって目的の場所へ行くことができたのです。秘密の場所は狭くてその手の有名ブランドを置いてあり、店員は日本語が話せるようでしきりにどういう物を探しているのか聞いてきます。ブランドにさほど興味がない私は困ってしまいましたが、そうこうしているうちに日本人の団体が押し寄せてきて、やっぱりこの手の**ブランドは日本人のためにあるようなものだなと実感しました。後からガイドさんから聞いた話ですが、ここは**ブランドを売っているなかでも品質の良いほうで、日本から業者の人が定期的に買いつけに来るほどとのことです。何はともあれ**ブランドの
日本への持ちこみは違法なので、購入した人は日本への入国の際に没収されるのを覚悟しましょう。
ホテルでチェックイン(バリアフリーの部屋)の手続きしてもらって、帰国の日に迎えに来てもらう時間を決めてガイドさんと別れた。(勿論何かあった時のためにガイドさんの名刺を貰っておいた)
平成12年 5月下旬現在
ホテルロッテワールド / ソウル市庁 / 明洞
梨泰院(イテウォン) / ロッテワールド / 民族博物館(ロッテワールド)