韓国(ソウル)フリープランの旅

2泊3日 デラックスホテル(ロッテワールド)指定

 戦争記念館

記念館正門                  記念館概観                  屋外展示場         

 概要と感想

 戦争記念館というと戦いを好まない私などはつい遠ざけてしまいそうなのだが、ソウル市内で車椅子で見学できる施設と言って思い当たるところがあるとすればここぐらいしかなかったのだ。なんとも動機が不純であると自分でも苦笑いしております。
 まずタクシーから降りてビルの中に入ると、そこは同じ敷地内ではあるが戦争記念館ではないらしいことが判明した。タクシーの運転手も慣れていなかったらしい。そのビルから出て少し行くと観光案内所(左下の写真)があったので、そこで車椅子でのアクセスの仕方を教えてもらうことにした。日本語よりも英語の方が得意らしい女性は、私達に説明するより自分で案内した方が早いと考えたのだろうか足早に歩き出し手招きするので後からついて行きました。彼女は旅行が好きらしく日本の京都・奈良にも行ったことがあると話しておりました。正面玄関前のスロープの位置(中央下の写真)まで案内してくれ別れました。笑顔の素敵な女性でした。
 戦争記念館のなかに入ってみて自分の想像していたものとは大きく違い、民族と国家を護ってきた先祖たちの護国戦争に関する資料を総合的に展示して先烈の護国偉勲を追慕しているという崇高な記念館であるとことが分かった。
 まず、「護国追慕室」に入ると、精神的に身が引き締まり、天井の方から何かに見つめられているような気がしたものです。韓国の祖先とは関係ないのですが、ここに来たのも何かの縁と思い「誠金箱」にお金を入れてきました。屋内展示場は石器時代の矢じりから始まり三国時代、高麗時代、朝鮮時代、大韓帝国、豊臣秀吉が朝鮮で戦った時のことやら、すべてをゆっくり観ていたらたっぷり半日はかかりそうなぐらい膨大な資料を展示していたりテープや映像を流している。屋外展示場には、飛行機・戦闘機・ヘリコプター・戦車・大砲・ミサイルなどの近代兵器がずらりと並んでいる。日本ではまずお目にかかることはないだろう。
 その近代兵器の側を幼稚園児が並んで歩いているのである。(右上の写真) 先生が付き添って来ているのであるが、ここに来る目的はいったいなんであろうかと考えてしまう。彼らはこんな小さい頃から何の違和感もなく兵器に慣れ親しんでいるのかと思えば、おのずと国を護るという点で考え方が日本人と違うのも頷けてしまう。
 また、この戦争記念館は、その時代の服装(軍服その他)などが展示されていますので韓国の歴史に興味がある人には大変役立つところだと感じました。
 身障者用トイレについては、紳士・婦人用トイレの中にありますが、紳士用については鍵は付いていませんでした。

 戦争記念館

住 所 : ソウル特別市竜山区竜山洞1街8番地

電 話 : 02-709-3114(代表)

F A X : 02-709-3100 

観覧時間 : 午前9時半 〜 午後6時(3月から10月まで)、冬期(11月から翌2月まで)は午後5時まで。 

休館日 : 毎週月曜日(但し、月曜日が含まれる連休のある時は、その連休が終わった次の日が休館日) 

身障者用駐車場 :あり。(但し、幅が狭い) 

身障者用トイレ : 館内にあり。(但し、鍵なし) 

案内所                     スロープ                   身障者用トイレ 

平成12年 5月下旬現在 

旅の準備 

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文井洞(ムンジョンドン) / 金浦空港(出国) 

あとがき  

海外編