韓国(ソウル)フリープランの旅

2泊3日 デラックスホテル(ロッテワールド)指定

 梨泰院(イテウォン)

坂道(戦争記念館〜梨泰院の街)        梨泰院の街                  プルコギ            

 概要と感想

 簡単な地図を見ると戦争記念館から梨泰院の街まで近いように描いているので、ぶらぶら町並みを見ながら歩くことにした。戦争記念館の正面玄関を出て、さてどちらの方向に行って良いものやら思案する。標識はあったかもしれないがハングル文字で分からず、地図はソウル市街全体のものか梨泰院の街中のもので不確かではあるが、旅をしているうちに身に付いた第六感で正面玄関を出て左の方へ向かった。知らないというのは自分達がどのようなことをしているのか分からないものであるらしい。まあ、それが後になって旅の思い出となり深く残るから楽しいのであるが。
 左上の写真は戦争記念館前の道路で長い長い坂道になっています。れんが色の塀の向こうはたぶん米軍基地だと思います。ゆるやかではありますが、あまりにも長い坂道なので妻がやや怒り気味になり、私の苦労を写真に撮っておいてほしいというので写しておいたものです。しかしながら、梨泰院の街中への道はまだまだ険しいのです。途中、歩道に段差があったり道路が工事中で歩道を通れないところもあり他の人にはお勧めできない道程でありました。危険は伴ないましたが、私はそれなりに楽しみました(^o^)
 さて、梨泰院の街に着き身障者用トイレ(下の写真)を見つけた時には感激しました。右も左も自分のいる位置さえも分からなかった漂流者が、人影を見ることが出きた上に思いもかけていなかった宝物(身障者用公衆トイレ)を見つけたのですから嬉しくてしようがないのも当然です。何せこの韓国旅行で、身障者用公衆トイレ(地下街の身障者用公衆トイレを除く)を見たのは下の写真にあるトイレだけだったのです。ソウル市内で他にあるのかもしれませんが、数は少ないと推測するからです。
 ここの街は革製品が安いという評判で、そのとおり革のコート・ジャケット・バック類などが所狭しとばかり店先まではみ出して陳列されておりました。他にもいろいろありウインドウ・ショッピングを楽しむことは出来ますが、店先に段差があったり店の中の通路が狭かったりと車椅子で入れる店は限られるようにも感じました。それでも店の数が多いし、ハミルトンホテルの側に百貨店もあるので車椅子でもまずまず楽しめると思います。
 いやいや忘れておりましたが、戦争記念館から梨泰院の街までやってきて本当はお腹がペコペコだったのです。観光雑誌などに掲載されていたお店の名前を2・3軒チェックはしておいたのですが、とにかくお腹が空いていたので車椅子で入ることができるかどうか不確かな店を探すよりは自分で見て入ることができればそこに決めることにしました。大通りに面した店の店員達はどうやら通りの筋から外れた奥の食堂から出前を頼んでいるらしいことが雰囲気で分かりましたので、私達も大通りより裏通りで探すことにしました。段差が一段あったかもしれませんが、車椅子で入れそうだったので焼肉の店に決めました。焼肉は昨日の夕食で食べたのでは?などと疑問を投げかけないでください。ソウルに来たら焼肉を満喫するのであります。私は「プルコギ」(韓国風すき焼き)、妻は「石焼ビビンバ」、右上の写真のように「石焼ビビンバ」は店員さんが念入りにまぜてくれていましたね。日本語を少し話せる人が一人いただけですが、それで十分ことは足りますしビール1本プラスして2万8千Wなら安いと感じました。おかしなもので、冷静に考えて日本円に換算すると二人で約2千8百円の昼食は 、日頃日本でのランチメニューを食べている小生には安くもないのですが、そこはそれ言葉も分からずお腹を空かせているところに注文してすぐ持ってきてくれて楽しく食事ができれば精神的に安いと感じてしまうのです。
 食事を終えてまた少しウインドウ・ショッピングを楽しんだ後に、ハミルトンホテルで模範タクシーを呼んでもらいホテルに帰りました。

 梨泰院

 韓国カルビ専門店

住 所 : 龍山区梨泰院1洞127−15

電 話 : 02-797-1112 

玄関に段差1段あり。テーブル席。 

梨泰院の身障者用公衆トイレ(鍵あり)。入口のドア少し重い。                  手洗い所 

平成12年 5月下旬現在 

旅の準備 

岡山空港と大韓航空 / 金浦空港(入国)と土産物屋 

ホテルロッテワールド / ソウル市庁 / 明洞 

ロッテワールド地下街とその周辺 / 戦争記念館 

梨泰院(イテウォン) / ロッテワールド / 民族博物館(ロッテワールド) 

文井洞(ムンジョンドン) / 金浦空港(出国) 

あとがき   

海外編