A、外観 | B、館内屋台ショーケース | C、玄関辺りのベンチ | D、ショッピングアーケード辺り |
この「ひだホテルプラザ」は高山駅にも宮川朝市にも徒歩で行ける距離にありとても立地条件の良いホテルであります。ホテル内でも中央上写真Bのように屋台や鎧のショーケースがあったりショッピングアーケードに右上写真Dの池に鯉が泳いでいたりとなかなか楽しめるホテルでもあります。
高山はバリアフリーに対する認識が高いと町を散策してみて感じておりますが、このホテルもバリアフリーに対して関心は高いようです。た。左下写真E、中央下写真Fは喜多館3階にあります身障者用トイレであります。入口は引き戸で、壁側にL字型手すりそしてその反対側には固定式の手すりが設置されていました。また、中央下写真Gと右下写真Hは皆美館1階にある身障者用トイレです。入口は中央下写真Gのようにユニバーサルデザインのドアで、右下写真Hのように壁側にL字型手すりその反対側に水平可動式手すりが設置されていました。
玄関前及び館内にスロープが設置されておりましたが、館内のフロントに近いところにあるスロープは急勾配のため介助者又はホテルの職員に介助を頼んだほうが良いでしょう。
住 所 : 岐阜県高山市花岡町2丁目60番地
電 話 : 0577-33-4600
FAX : 0577-33-4602
URL : http://www.hida-hotelplaza.jp/
身障者用トイレ : 1階にあり。
交 通 : JR高山駅から皆美館入口まで徒歩約5分。
E、喜多館3階通路 | F、喜多館3F身障者用トイレ内 | G、皆美館1F身障者用トイレ入口 | H、皆美館1F身障者用トイレ内 |
I、10畳の和室とベッドルーム | J、間口 | K、スペースとスロープ | L、便器とL字型手すり |
この2101号室は左上写真Iのように10畳の和室と8畳の和室にベッドを二つ、中央上写真Kのように入口入ったところのスペース、右上写真Lのようなトイレそして左下写真Mのように洗面室と奥に浴室の部屋があります。ホテルの客室としては広いほうだと思います。
まずホテルの廊下から入って行きますと、中央上写真Kのようにスペースがありここで靴を脱いで約15cm強の段差を上がって畳の間へ行きます。senninさんが部屋にはいった時には既に中央上写真Kのように取り外し可能のスロープが設置されていました。和室が見えましたので、外出用の車いすでそのまま上がってよいかどうかホテルマンに尋ねましたら、外出用の車いすでそのまま和室を使うことを想定しておりますのでかまいませんということだった。senninさんは畳の部屋を車いすで使用するという習慣がないものですから、ちょっと躊躇してしまいましたがこの部屋で過ごすには仕方ないことなので恐縮しながら畳の間に上がったしだいです。
8畳間にはシングルベッドが二つ置いてあります。車いすではおおよそこの8畳間にあるベッドを使用すると思いますが、senninさんは10畳間に近いベッドに車いすを横付けして移乗しました。中央上写真Kほうから10畳間と8畳間に行くには、中央上写真Jの間口を通らなければなりませんが、車いすがゆったりと通過できる幅でもなかったように記憶しています。トイレはなかでターンできるスペースがあり右上写真Lのように壁側にL字型手すりがありました。洗面台は左下写真Mのように車いすで奥まで入り易いようになっていました。浴室は中央下写真Nのように内開き戸でsenninさんの車いすではぎりぎりでしたので、右下写真Pの浴室用の車いすを貸してもらいました。洗面所とトイレはフローリングになっていました。
この客室はユニバーサルルームということですが、車いす対応になっているかどうかと言えば疑問が残ってしまう。車いすを使用しているが少しぐらいなら歩行可能な方が家族又は数人で利用する客室としては最適ではないかと思っています。宿泊してこの客室を車いすで利用できるかどうか、各々の身体状況を考え判断してみてください。
M、洗面室 | N、浴室の内開き戸 | O、浴槽 | P、浴室用いす |
平成15年 8月下旬現在
高山別院寺宝館 / 高山屋台会館 / 獅子会館 / 飛騨国分寺