バリアフリーの認識
DISABILITIES P2
N旅行会社のホテルの手配の仕方
M社の大阪支店が直接「リベルテル・ラファイエット」側に問い合わせて、その内容を旅行会社のN社のO支店が受け取ったということです。この場合、いくらN旅行会社の対応してくれた担当者が誠実に接してくれたとしても、今回のような間違いは起こってしまうというわけです。
パリに支店を持っているM社が、実際にホテルに行って車椅子に対応できているかどうか確認していれば良かったのですが、今回の場合は「リベルテル・ラファイエット」側から送られてきた情報をM社大阪支店がそのままN社O支店に知らせたということらしいのです。その情報をN社O支店の担当者がsenninさんに知らせたということです。
ホテルの星とバリアフリーについて
それでは、ホテル側は何を根拠に車椅子に対応していると言っているのだろうか。そもそもパリのホテルは星の数によってランク分けされています。一つ星から四つ星の段階があり、四つ星でも超デラックスのホテルもあるようです。この星の数はホテル内や部屋内の設備が整備されているほど多いようです。部屋の数、トイレ、洗面設備、バス(シャワー)、エレベーター、レストラン、電話ボックス、従業員がフランス以外の外国語を話せるかなどのようです。街角の本屋にあるパリに関する本や雑誌に掲載されているホテルの星のランクだけでは車椅子に対応しているかどうかについては分らないようです。インターネットで調べてみると、車椅子マークの付いているホテルもあるのですが、どこまで対応しているのか詳細には分りません。
日本においても、客室数の多いホテルや知名度の高いホテルでも車椅子に対応した部屋を持っていないことがあります。実際にホテルに問い合わせてみないと本当に車椅子に対応した部屋があるかどうか分らないのです。パリにおいても星の数にかかわらず、ホテルに問い合わせてみなければ車椅子に対応した部屋を持っているかどうか分らないのではないかと推測しております。
では、パリにおいてバリアフリーの認識はどの程度なのでしょうか。
平成15年1月中旬 現在
バリアフリーに対する認識
ホテル申込の経緯と実態 / N旅行会社の手配の仕方とホテルの星 / パリにおいてのバリアフリーの認識
日本においてのバリアフリーの認識 / パリと日本の設備の違い / 旅行会社の手配の仕方に望むこと