オルセー美術館
MUSEE d' ORSAY
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A外観 |
B身障者用トイレ |
オルセー美術館は左上写真Aのようにセーヌ川沿いにあり、昔のオルセー駅(1900年の万博時にできた)がオルセー美術館として生まれ変わったものです。1986年十二月に美術館としてオープンしたということです。グループ・団体については事前に予約が必要です。あとの詳細な説明は本・雑誌などを参考にしてください。
ルーブル美術館で入館のコツを覚えたので、ルーブルに次いで有名なこのオルセー美術館でも通用するのではないかと試してみました。入口辺りで皆さんが並んでいる横に職員が立っておりましたので、「ボンジュール」と挨拶しましたらまたまた簡単に通してくれたのです。館内に入りインフォメーションで、日本語のパンフとともに仏語で書かれたエレベーターでのアクセスの仕方が記入された用紙をもらいました。そして、オーディオガイドを借りるのですが、パスポートをコピーした用紙(ケース入り)でいいかと尋ねたら、職員がOKしてくれたのには少し驚いた(ルーブル美術館ではコピーは通用しなかった)。聞いてみるもんだなと思いました。
さて、エレベーターを利用して展示物を観賞するのですが、エレベーターだけを利用して観てまわるというのはこれがまた難しいと感じました。中階の彫刻があるところに行くのに迷ってしまいましたが、そこはそれ優秀なパートナーのことですからアクセスの仕方を見つけてくれました。この彫刻の展示物の側に、石で造られた長いベンチとでも言いましょうか座るところがあります。そのベンチに移乗したのですが、座るところが幅広く背もたれまでの位置まで奥行きがあるのです。あらためて、こちらの人のお尻の大きさというか脚の長さを感じてしまいました。ここに座り展示物の説明をオーディオガイドを聞きながらゆっくり過ごすのもいいもんですよ。
また、オルセー美術館内にあるカフェで、美しく豪華絢爛な天井を見上げながら一休みするのもいいのであります。ここのウェイターのチーフらしき人に頼んで二人の写真を撮ってもらいました。忙しそうにしておりましたので断られると思っていたのですが、親切にも気遣ってくれたのです。日本に帰ってきて現像した写真を見ながら、二人とともに天井も入れて欲しかったなどとパートナーが呟くのです。オイオイ、そこまで望むのは無理だろう、あの時写真を撮ってもらうように頼むだけで嫌がられるかと心配してsenninは冷や汗もんだったのに、それにしても、このカフェで記念撮影をウェイターに頼む人っているんですかね。
館内には工事中というか閉鎖された部屋もありましたが、ゆっくり絵画や彫刻を鑑賞するにはとても一日では足りないと思いました。もしも、この美術館を訪問したいと計画を立てようとしている方、特に車椅子利用者の方は十分時間に余裕を持った計画のほうが良いと思います。
身障者用トイレについては、インフォメーションやオーディオガイドの貸出しをしているフロアで、インフォメーションからそのまま時計が掛かっているほうに進むと端に右上写真Bの身障者用のトイレがあります。トイレの入口は外開き戸ですが、館内のドアは内開き戸でした。例えば、エレベーターから出ると通路に出るまでにもう一つ自動の内開き戸がありますので、自分達のいる位置を考えないとぶつかってしまう恐れがありますので気をつけてください。
平成14年7月中旬 現在
※散策その一(赤線)・散策その二(黄緑線)・散策その三(青線)
オペラ座〜マドレーヌ教会〜サン・トーギュスタン教会〜凱旋門〜シャンゼリゼ大通り〜コンコルド広場〜パリ市庁舎
シャン・ド・マルス公園〜ドゥピー橋〜自由の炎〜プティ・パレとシャンゼリゼ通り〜アルマ広場とエリゼ宮前の通り
パッシ通り〜イエナ橋近辺〜シャン・ド・マルス公園(平和の壁)〜アンヴァリッド〜サン・ジェルマン・ロクセロア教会